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客の注目度をチェックするICタグ 手にした商品を確認
http://www.asahi.com/business/update/1124/047.html
商品が「売れた」という情報だけではなく、客が商品を「手に取った」ことが確認できるシステムを伊藤忠商事が開発した。離れた場所でも入力情報が読みとれるICタグ(電子荷札)を利用し、陳列ケースから出して客の手に渡った回数やその時間帯などを一品ごとに調べられる。客がどんな商品群から品物を選ぶのか、手にとってはみたものの買わなかった商品はどれかなどが分かれば、メーカーの製品開発や販売店の品ぞろえ戦略に生かせるという。
伊藤忠の実験では、靴店でICタグ情報の読み取り装置を付けたのれんを在庫棚と売り場の仕切り部分に設置。客の求めに応じて販売員が靴を持ってのれんをくぐると、どの時間帯にどの価格やブランド、サイズの靴が通ったのかが分かる。客から問い合わせを受けた「注目率」、在庫棚に戻った「返戻率」、実際に売れた「成功率」が一品ごとに分かる仕組みだ。
この情報を生かせば、成功率が高い靴は仕入れを早めにして売り損じを防ぐことができるし、注目率は高いが返戻率も高い靴は陳列方法を見直したり値引きをしたりと、販売の工夫につなげられる。
販売員にICタグを付ければ、売り上げ成績の良い販売員が客にどんな種類の靴を売り込んでいるかが分かり販売教育にも役立てられる。
伊藤忠は複数店で実験済みで、今後、靴や貴金属、衣類などの小売店にシステムを販売・リースする。