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http://www.asahi.com/science/update/0903/002.html
鳥の祖先とされる恐竜は後ろ脚と尾の羽を合わせて揚力を確保し、滑空した−−こんな新しい仮説を、中国科学院の徐星博士が2日、来日して発表した。
4本脚すべてに大きな羽を持つ小型恐竜ミクロラプトルは、鳥に最も近い恐竜の一つとされる。樹上生活に適した特徴を持ち、脚の羽を翼のように広げて滑空していたらしい。
徐博士が化石を詳しく調べ直したところ、後脚の羽と尾の羽をくっつけることができ、1枚の大きな翼のようにしてさらに揚力を得られる可能性があると分かった。
こうした「後翼」は、現在の鳥にはほとんどない。このことから徐博士は、恐竜から鳥に進化するにつれ、「前翼」が発達して「後翼」が退化したのではないかというシナリオを打ち出した。「模型を使った風洞実験や新たな化石の発見で、この仮説を検証していきたい」と言う。
鳥の起源をめぐっては、「樹上降下説」のほかに、地面を走っているうちに前脚で羽ばたいて飛び上がったとする「疾走離陸説」もあり、論争になっている。
(09/03 03:05)