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「USAコール」に大ブーイング=渦巻いた反米感情〔五輪〕
【アテネ29日時事】アテネ五輪では、米国選手団に対するブーイングが相次ぐなど、露骨な反米感情が渦巻いた。米国主導のイラク戦争や、米国が過去にギリシャの政治にたびたび介入したため、反米感情が強かったことが影響したとみられるが、米国人サポーターの「USAコール」が観客のブーイングでかき消される場面もあった。
26日の陸上男子200メートル決勝では、シドニー五輪で金メダルを獲得した地元ギリシャのケンデリス選手がレースに出ないことへのうっ憤からか、メダルを取りそうな米国の3選手が大型スクリーンに映し出されるたびに、大きなブーイングが起こり、別の選手が映ると歓声と拍手が上がった。
29日の水球男子7、8位決定戦の米国対イタリア戦では、観客席から「USA、USA…」と掛け声が上がると、場内から一斉にそれを打ち消すような大ブーイング。同日の男子バレーボール3位決定戦の米国対ロシア戦でも、ロシアが得点すると大きな拍手が上がり、米国チームが判定に抗議すると、容赦ないブーイングや指笛が浴びせられた。
アテネ市内では27日夜、パウエル米国務長官のアテネ入りや、イラク戦争に反対する人々1000人以上が抗議のデモ行進を実施。米国大使館に向かおうとしたが警官隊に阻止され、石を投げたり、ごみ箱に火を付けて騒ぐなどした。
(了)
(時事通信) - 8月29日21時12分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040829-00020563-jij-spo