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http://www.ocn.ne.jp/news/data/20040821/a040820211641.2zv15rjj.html
【ソフィア20日】ブルガリアの考古学チームは20日、首都ソフィア東方200キロにある町シプカで、約2500年前の古代トラキアの王をかたどったと見られるかなり大きな黄金の顔面像(写真)を発見したことを明らかにした。こうした発見は珍しいという。
トラキア人はバルカン半島で5000年以上前から強い勢力を誇り、金細工に優れていることで知られた。世界最古の黄金の宝庫は1972年、ブルガリア北部のバルナで見つかっている。
今回発掘に当たったブルガリアの考古学者ゲオルギ・キトフ氏がAFP通信に語ったところによると、発見された顔面像は重さ500グラムで、紀元前500年から同400年ごろ、トラキアの王の葬式のために製作された可能性が大きい。顔面像には鼻や目、あごひげや口ひげまで、鮮明に描かれている。
ブルガリアにはまだ発掘されていない考古学的な遺跡が数千カ所もある。同国のロドプ山脈にあるトラキアの王宮や神殿の遺跡では、2000年から発掘活動が進められている。〔AFP=時事〕
[時事通信社:2004年08月21日13時48分]