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ロシアは、何をめざしどこへ向かおうとしているのだろうか。
つい20年ほど前まで「米ソ二大大国」とまで言われていたロシアの動向が気になっている。
ロシアはご存知のように世界有数の資源大国である。
そして、ボルシェヴィキ革命政権の政策で近代的教育の平均レベルも高い国である。
この条件を活かせば、世界有数の産業国家になってもおかしくない。
しかし、ソ連解体後のロシアは政治的経済的混迷に陥り、ようやくソ連当時のGDP水準に回復するといった程度の体たらくである。
もしも、私がロシアに寄生しているエグイ人間であれば、ロシアを資源を採掘して金儲けする対象と考え、次のような政策をとる。
● 人口は、資源採掘と治安・軍事に必要な数で十分だから、それ以外の人たちが生活困窮やウォッカびたりで早死にしてもいい。政府の庇護で生活している人はとくに早死にして欲しい。
● 資源を輸出して稼いだお金で食糧から自動車さらには自家用車まで輸入することができるから、面倒でリスクもある産業を興すことはしない。
● 軍事関連品は政治状況で手に入らないこともあるから、ソ連時代に培った軍需産業は育成する。
軍需産業を除けば、飢えと困窮に苛まれている「サハラ以南地域」と同じ“政策”である。
お仲間だとは思っているが能力は評価している現在の大統領プーチンは、寄生者の政策に抗う立場なのか、それとも、あまりにもひどかったエリツェンに代わってオブラートに包みながら寄生者の政策を進める立場なのか?
「ユコス騒動」にしても、寄生者内部の支配権争奪戦で、その一方をプーチン政権がサポートしている可能性もある。ユコスの価値が下がれば、安く買い叩ける。
近代的資源に恵まれていない日本は、ロシアよりはラッキーだったのかもしれない(笑)
★ 参考投稿&記事
「ソ連崩壊後のロシアにおけるハイパー・インフレも「そのわけ:貨幣的富の集中・産業集中・国際借入導入」がわかる。」
http://www.asyura2.com/0406/idletalk10/msg/266.html
「ロシアの人口60年後に半減、政策文書案で衝撃的予測 [読売新聞]【ソ連解体後五百万人減:1.4億人が7.3千万人に】」
http://www.asyura2.com/0406/bd36/msg/732.html
「露ユコス株価が激しく変動、官僚らインサイダー取引? [読売新聞]」
http://www.asyura2.com/0406/hasan36/msg/316.html