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(回答先: 中国、チベット問題でダライ・ラマ14世に「公開声明」要求(日経 04.08.19) 投稿者 iraq_peace_maker 日時 2004 年 8 月 19 日 21:59:55)
北朝鮮・チベット・中国人権ウォッチ
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ニマ少年、チベットで生存 故パンチェン・ラマ十世後継(産経新聞 04.08.15)
【ラサ=野口東秀】中国チベット自治区ラサ市の肖白副市長は十四日、産経新聞など一部報道機関に対し、インドに亡命中のチベット仏教最高指導者、ダライ・ラマ十四世が中国政府の意向に反して故パンチェン・ラマ十世の後継に認定したニマ少年について、「チベットで普通の子供として生活している」と述べ、自治区内で生存していることを明らかにした。
肖副市長はニマ少年と国際機関や外国報道機関の接触は認めないとし、少年が当局の“監視”下にあることを示唆した。
ダライ・ラマ十四世は一九九五年五月、チベット仏教でダライ・ラマに次ぐ僧位のパンチェン・ラマ十世(八九年一月死去)の転生者としてニマ少年を後継に認定。中国政府はこれを「無効だ」とし、同年十一月に独自にノルブ少年を同十一世に認定、同少年が即位した経緯がある。ニマ少年の動静をめぐってはその後、生存を含め未確認情報が飛び交っていた。
肖副市長は「彼は生き仏ではなく普通の少年だ。小学校高学年で成績は良い」とも語った。
中国政府はノルブ少年に対しては、チベット統治の中核にするために愛国教育を施しているとみられ、関係筋によると、ノルブ少年は十三日にラサ入りしたもようだ。
肖副市長は中国政府とダライ・ラマ十四世との関係については、「チベットの独立要求を放棄し、チベットおよび台湾が中国の一部である点などを認めるなら対話を認め、帰国を歓迎する」と強調した。(産経新聞)