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ヨルリン・ウリ党(開かれたわが党の意/ウリ党)の辛基南(シン・ギナム)議長の実父が日本植民地時代、日本軍の憲兵として韓国人徴兵忌避者を探し出したほか、朝鮮総督府の機関紙である毎日申報とのインタビューで「小学校児童は先生を盲目的に崇拝し、服従する。先生の私が先に志願兵になろうと決めた」と志願入隊の感想を語ったことが明らかになった。
父親がこのような経歴を持っているからといって辛議長にその責任を問うのは、「縁坐の禁止」を規定した憲法精神に背くだろう。
しかし、この問題に対する辛議長の二重的な態度と嘘は、与党の最高責任を負う政治家がやってはならないことだと指摘せざるを得ない。
辛議長は1か月前メディアが父親の親日疑惑を提起した当時、「各新聞が基本的な事実の確認もせず、誤報競争を展開している」とし、「事実無根であり、名誉毀損に当たる」とした。また、法的対応を取る姿勢を示した。
それだけでなく、「親日真相究明法の純粋さを歪曲するための意図」とメディアを批判したほか、「父親は教師として務め、解放後警察に転職した」と主張した。
これほど頑なに否定し続けた辛議長は、メディアの追跡でもうこれ以上隠し切れなくなるや、「世間に知らせたくなかった。いつか政治的にさらに進出すれば、自然に知らされると思った」とした。結局、最初からすべてを知っていながら隠してきたことを自ら認めたわけだ。
辛議長はしかし、「憲兵なのに警察だとして否定した」、「父が親日派だったからといって、私が民族の精神を主張できないわけではないだろう」、「父も親日真相究明の対象になり得る」などと話した。
一般人の感覚としては、大義のため父を犠牲にした辛議長を勇気あると感心すべきかどうか、まったく判断がつかない。とにかく、これほどの気概を持っていたなら、最初から真実を隠すこともなかっただろう。また、誤報だの歪曲だのといいながらメディアを批判する理由もなかったはずだ。
このような辛議長の態度に対し、ウリ党関係者らが「積極的に嘘をついたわけではない」、「親日真相究明法の歪曲を防ごうとした純粋な意図であったはず」とかばっているのは、辛議長の嘘より何倍も恥ずかしいことだ。
現政権が辛議長の家族史から学ぶべき教訓は、「指導者の誤りにより国を失い、40年間も帝国主義の植民地支配を受けてきた国民の暮らしが道徳教科書通りにはいかなかった」という極平凡な真実だ。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/08/17/20040817000104.html