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災害地情報収集、小型センサーをヘリ散布 官民で開発へ
http://www.asahi.com/national/update/0815/002.html
地震の被災地にヘリコプターでまき、ガス漏れや火災の発生、取り残された人の有無といった情報を収集する小型センサーの開発に家電メーカーや通信会社が乗り出す。現在、突発的な災害の情報収集はもっぱら人頼み。小型センサーが実現すれば、情報をいち早く集約でき、被害を小さくすることが期待できる、という。官民が連携して07年度の実用化を目指す。
構想によると、小型センサーは1〜2センチ角と小さく、ガス濃度や温度、振動や音など複数の検知装置を取り付けられる。無線装置も内蔵し、周囲のセンサーを探して情報のやりとりもできる。現在の火災報知機などセンサーの多くは10〜15センチ角で一つの用途にしか使えず、センサー間の情報送受信はできない。
このセンサーに期待されるのは災害対策。温度、音を通じて人の有無も調べることができる。センサーと自治体を無線でつなぎ、被害状況を確認して復旧や救援活動に役立てる。また、遠隔医療にも活躍が期待され、高齢者が身につけて脈拍や血圧のデータを病院に送り、早期に異常を発見する仕組みも考えられている。
構想を進めるのは、総務省の外郭団体や家電メーカーなどで構成する「ユビキタスネットワーキングフォーラム」。9月に検討チームを発足させて、検知装置の精度向上や小型化、センサー間通信の干渉防止などの課題解決に取り組む。05年度には、センサー間の通信制御技術の骨格を固めて国連の専門機関、国際電気通信連合(ITU)に提案、世界の標準規格とすることも狙う。
(08/15 10:26)
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