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「子供のストレス〜人間生理学の立場から〜」佐藤方彦氏 日本生理人類学会・長崎短大教授 :人間の家畜化
http://www.asyura2.com/0406/bd36/msg/692.html
投稿者 エクセル 日時 2004 年 8 月 16 日 08:05:04:bYX76twYRXTUw
 


www.idaten.to/


[37982] 広告記事ですが、思い出したもので…
 投稿者:しつれいします、♂!  投稿日: 08/16 Mon 04:21:04 [ID:HFv4tv2tVzU]削除

「子供のストレス〜人間生理学の立場から〜」佐藤方彦氏 日本生理人類学会・長崎短大教授

(略)人間の最大の特徴は、ゆっくりと成長すること。生涯の30%を発育に費やします。進化の進んだ動物は成長が遅く、祖先の幼い頃の形質を長く留めます。ネオテニーと呼ばれる幼形進化現象です。
(略)人類は早産が常態化した動物です。著しく未熟な新生児には親の篤(あつ)い保護が必要です。そのため、人類には家庭ができあがりました。子供は親と緊密に接触し養育され、親からいろいろと学びます。ゆっくりとした成長は脳の柔軟性を保ち、学習効果を一段と高めます。
 人類進化の様相は複雑で、性成熟の促進によって生じる幼形進化も顕在化しています。進化の早い段階で動物界に組み込まれたプロジェネシスと呼ばれる現象です。おとなになる前に生殖可能となるメカニズムで、脳をはじめ形質の柔軟性を奪います。今日、諸々の社会状況が、プロジェネシスの傾向を強めることが懸念されています。

 野生動物はそれぞれが進化の過程で獲得した方法で子供を育てますが、家畜は子育てが下手です。性的には活発ですが育児本能が退化しています。人間にもこの傾向があり、自己家畜化現象と呼ばれています。
 人間の子供はゆっくりと成長するようにできています。家畜化していない親の教えを受け、高い適応能力を獲得するのが本来です。プロジェネシスの悪影響や無用の交絡感作の弊害を防ぐ人間独自の方法です。
〔朝日夕刊 2004.03.03.広告『第4回 日本生理人類学会市民公開シンポジウム』(協賛・グンゼ株式会社)より抜粋〕

★メモ♪
広告の形をとれば、普段は大衆メディアに載せにくい話も出せてしまうというワケで…
自分は専門ではありませんので、とりあえず載せました、♂!

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