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「原爆テロの日」についてキチガイ狼が吠える
http://www.asyura2.com/0406/bd36/msg/625.html
投稿者 ゴジラズワイフ 日時 2004 年 8 月 06 日 01:22:33:KlbqKLPeasbcI
 

 世界史上初の「原爆テロの日」を前にして、狼爺さんが、
下記のような原稿を上げています。

 
 8月6日は人類最初のテロ、原爆記念日である。そして当然のように来年2005年の8
月15日には終戦60周年が巡って来る。人でいえば「還暦」である。還暦とは人生の一
巡りが終わり新たな出発をも意味している。日本の国も人に倣って還暦を過ぎてまで
いつまでも終戦へと導いた「原爆テロ」のトラウマを引きずっていてはならない。
「原爆」 、これこそ史上空前絶後の「核テロ」であった。当時を生きた日本人は口
にこそ出さないがそのトラウマが大きく、マッカーサーの占領軍の洗脳に簡単に乗せ
られて、「日本が悪」の自虐史観に染まって 行ってしまったのである。マッカー
サーはそんな日本人を指して「精神年齢12歳」といった。なぜ「12歳」か。それは精
神年齢が「大人」であれば例え「トラウマ」を持ってもそれを克服して乗り越えよう
とするが、12歳の子供はいつまでもトラウマの中に籠もったまま の「引き籠もり」
であるからである。しかもそのトラウマは軍人を始め、率先して克服しなければなら
ぬ男子のほうが強かった。情けないことである。恥ずかしいことである。戦後「女と
靴下が強くなった」と言われた時期があったが、それは男子が弱くなった。腑抜けに
なったからである。

 この1月にロフトにゲスト出演してくれた一人の明治大学の福田邦夫教授とそのゼ
ミの若者50人近くの面々と、私は昨年11月神楽坂で、5時間近く話し合った。多くの
純粋な瞳に囲まれ、とても幸せで有意義なひと時だった。福田先生のいうように、こ
れからの日本を背負う若い男が生き甲斐を持ち、若い女性が子供を生みたくなる国に
しようと、決意を新たにした最高の日でもあった。今のように原爆のトラウマに縮こ
まってしまった不甲斐ない男どもがいくら小手先で子育て支援を唱えても、女性は本
能で拒否している。
 日本は山は緑が多くて水がそのまま飲める世界でも格段に恵まれた国です。スペイ
ンの子供は山の絵を書くと赤茶けた色に塗ります。ワインもビールも水がそのまま飲
めないので発達しました。日本では刑務所でも濁っていない水道水は当たり前です
が、多くの開発途上国ではそれは望めないことです。
 そんな日本で子供が少なくなっている。これは還暦を迎えるまでに日本国が 日本
人が原爆のトラウマに正面から向き合ってこなかったからです。特に軍人の将校は今
の官僚のキャリアどものようにたちが悪かった。多くの戦(いくさ)が海軍も陸軍も高
級将校のヘマで負けたのが多かったが、 いつしか「最初から勝ち目のない無理な戦
争だった」と自分たちのミスを棚上げにし、糊塗し、戦後生き残った者は「武士は黙
して語らず」とか「男は秘密を墓場まで持っていく」とか 格好のいいことを言った
まま鬼籍に入っていった。しかしその実は自分たちのミス と正面から向き合う勇気
がなかっただけのことである。自分たちの面子のほうが、将来日本の国を背負う自分
たち自身の子孫よりも大切だっただけに過ぎない。
 平行して戦後、防衛庁の戦史研究の中心もそのような元将校たちだったので、身内
のかばいあいとばかりに、肝心の部分には触れていないことが多い。散々な結果と
なったインパール作戦などはその司令官の牟田口(むたぐち)中将の無能と無責任によ
るところが大きいのに、「牟田口の遺族が生きている間は明らかにできない 。」と
研究者自身の口から言う。インパールでは何万人もの将兵が生き地獄の末に戦病死し
ているのである。その将兵にも家族はいたのである。戦史研究者といえど「元将校」
である彼らにはそれらの兵よりも元の自分たちの上官に思いやりが行くようである。

 今の警察庁も宮内庁も外務省もなんとよく似ていることか。

 続きは石井一昌のホームページ
http://www.ishiikazumasa.com/
キチガイ狼が吠える 8月5日
でご覧下さい。

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