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真っ赤なウソ
養老 孟司 (著)
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書籍データ
単行本: 203 p ; サイズ(cm): 18
出版社: 大正大学出版会 ; ISBN: 4924297224 ; (2004/07)
おすすめ度: カスタマーレビュー数: 2 レビューを書く
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レビュー
内容(「MARC」データベースより)
「宗教とはウソから出た真実(マコト)である」 仏教の大学の講座で養老博士が語る、本気で生きることとは…。2004年2月、大正大学浜松町サテライト教室において開講された連続セミナーでの講義をもとに構成・編集。
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評価1 仏教が大事といわれるが、著者の仏教理解とは?, 2004/07/13
レビュアー: rient (プロフィールを見る) 岐阜県 Japan
著者いわく、日本には仏教の諸行無常の理があったではないか。諸行無常の理を悟れば、人間は変化し続ける存在であることを悟る。肉体は老いやがて死を迎え、灰と化し、無に消えていく。何処から生まれてきたか知っている人は誰もいない、だから死後何処へ行くのかわかる人もひとりもいるはずがない。ゆえに、自分で自分の死を認識する事は出来ないのだから、自分の死は存在しないのと同じ。その意味において、自分の死は誰か他人の死と思えば、なんの恐怖もない。諸行無常なのだ。さすれば、死後の霊魂の存続の嘘もいらないし、原理主義の台頭もないだろうし、日本人は仏教でうまくやってきたのだ。共同体で重要な役割を担う宗教は大事である。宗教はウソから出たまことと著者は言います。著者の仏教観はいかなるものか。諸行無常をこの世の現象の変転流転のみの観点で理解しているようだ。空の思想に含まれる、霊的世界とこの世の交流の観点が欠落している。次第説法や梵天勧請等にみられる通り、釈尊が霊的世界の存在を肯定していた事実を全く捨象している。結局、著者が語る仏教とは、唯物論としての仏教である。霊的世界の存在を全て捨象した仏教である。霊的な部分は、真っ赤なウソと片付けている。過去の偉人聖人の偉業、信仰への情熱に対する謙虚な態度を、軽やかに飛び越え、霊的なるものをウソと断ずる著者の、おごりには恐ろしさを感じる。著者の見方は、仏教界の大哲学者竜樹の言うところの「断見」にあたるようだ。不常不断の中道に真実があると竜樹はいう。「断見」の著者が、現代人を「常見」に陥っていると批判している、まことに滑稽な図式となっている。著者の後生が心配だ。
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評価5 「おもい」は「仏教」?, 2004/07/06
レビュアー: カスタマー 埼玉県 Japan
養老先生の「バカの壁」「死の壁」を裏付けるほどのおもいが随所に著されており、ひょっとするとその「おもい」が「仏教」につうじていると、
あらためて感じさせられた一冊でした。
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