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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040718-00000050-kyodo-int
の続報です。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/07/19/20040719000073.html
連続殺人事件のユ・ヨンチョル(34)容疑者を調査しているソウル警察庁は19日、月尾(ウォルミ)島で露天商をしていたアン某(45)さんを殺害し、遺体を遺棄する過程の現場検証を行った。
警察はユ容疑者が殺害した被害者が19人から20人に増えたと公式発表した。
ユ容疑者は4月、ソウル・黄鶴(ファンハク)洞で車に乗せたアンさんを、自宅近くの駐車場で殺害した後、遺体を仁川(インチョン)で遺棄する際、手首に手錠のあとが残っていたことから、この痕跡をなくすために手首を切断してから遺体を燃やしたという。
新たな犠牲者が明らかになったことから、ユ容疑者が殺した被害者が一体何人になるのかに関心が集まっている。何より、警察の捜査がユ容疑者の陳述にだけ依存する形で進められている状態であるため、全体の被害者数を明らかにできるのかも疑問だという指摘だ。
実際、ユ容疑者は1月12日、新村(シンチョン)の某チムジルバン(低温サウナ)で顧客のロッカーの鍵を盗み、現金と商品券など10万ウォン相当の金品を盗んだ疑いで警察に逮捕され、2日間に渡って事情聴取を受けたものの、そのまま釈放された。
警察はユ容疑者を単純な窃盗犯と判断、簡単な調査だけで殺人の容疑には全く気がつかなかった。この時点でユ容疑者は、恵化(ヘファ)洞事件まで8人の富裕層のお年寄りを殺害した後、出張マッサージの女性と交際をしていた。
ユ容疑者は当時、警察の事情聴取で容疑を頑なに否認したが、警察は目撃者の陳述に信憑性があると判断、拘束令状を申請した。しかしソウル西部地検は盗まれたという商品券がなく、鍵からも指紋が発見されなかったため、再調査の後で釈放するよう指示した。
中でも、警察さえもユ容疑者の「26人を殺害した」という陳述に対し、信憑性がないとみている。
まず警察はユ容疑者が主張した釜山(プサン)事件の場合、可能性が薄いと判断している。ソウル警察庁機動捜査隊は、「釜山でも殺人事件を起こしていると供述していたユ容疑者が、現在はこれを否認しており、状況的にも合わない点が多い」とした。
当初、事件の通報者である出張マッサージ店のオーナーが「殺害された女性2人が、今年6月に行方不明になった後、『私たちは今、麻薬売人の男によって釜山のナムソウルマンションに監禁されている。犯人たちがトイレに行っている隙に電話している』という電話がかかってきたことがある」と警察で陳述したが、この電話はユ容疑者が強制的にかけさせたものであることがわかったという。
警察はユ容疑者が「警察の捜査網にかかる可能性に備え、連れて来た女性に『釜山にいる』とわざと偽の電話をかけさせた」とし、釜山での犯行を否認したと説明した。
しかし釜山警察庁は、ユ容疑者の犯行の自白や陳述などが現在まで大部分事実通りであったため、ユ容疑者が釜山で犯行におよんだ可能性も排除しないでいる。
昨年9月11日、ユ容疑者が全州(チョンジュ)刑務所を出た後、釜山地域で発生した未解決殺人事件は計3件。
また、ユ容疑者は残り4人に対しては自分が殺害した対象が誰なのか、どこで犯行したのかなどについてまったく陳述をしていない。このため、警察はユ容疑者が捜査を混乱させるため、わざと大げさに話していると見ている。
特に、最近ソウル西南部地域で発生した連続殺人事件との関連性を取り調べているが、やはり、ユ容疑者の犯行と見るには疑わしい部分が多いという。
俗称「ソウル版殺人の追憶」と呼ばれるソウル・西南部地域で発生した連続殺人事件は今年4月22日、九老(クロ)区で発生した女子大生(20)殺人事件を皮切りに、九老、銅雀(トンジャク)、冠岳(クァンアク)、永登浦(ヨンドゥンポ)一帯で4人の婦女が刃物に刺され、殺害された事件。
このため、ユ容疑者が26人を殺害したという主張が事実かどうかは、迷宮入りしてしまう可能性もあるという指摘が出ている。
チェ・ソンジン記者 dudmie@chosun.com
釜山=張準城(チャン・ジュンソン)記者 peace@chosun.com