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(回答先: 健全な精神の国民を増やす方法 投稿者 鷹眼乃見物 日時 2004 年 7 月 04 日 18:23:58)
>正直な沢山の人々の輪を広げながらマスコミの虚報と政治権力者の嘘を監視し、批判し続けること。
これを「格物・致知」という。
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物格而后致知 ものごとをあるがままに理解する状態(物格)
になってはじめて、知るに到った(致知)と
いうことができる。
致知而后意誠 知るに致ったという状態になれば、意(ここ
ろ)はウソごまかしのない自然な状態(誠)
になる。
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>国民一人ひとりが自分が正直であるよう心がけること。また、一人でも多く正直な人々が自分の周囲に増えるよう努力すること。
これを「誠意・正心」という。
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意誠而后心正 意(こころ)にウソごまかしがない状態(誠)
になれば、心のバランスが保たれる(正)よ
うになる。
心正而后身修 心のバランスが保たれるようになれば(正)、
身を修めたと言うことができる。
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「格物・致知・誠意・正心」ができた状態を「修身」という。
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* 「修身」と言えば戦前の「修身の教科書」が思い浮かんでしまう。しかし、本家『大学』の「修身」は戦前の「修身」とは天と地ほどに離れている。戦前の「修身」といえば、「滅私奉公」であり、国家のために死ぬこと、天皇の名の命令には何も考えずに服従すること、というイメージがある。しかし、『大学』の修身はそれとは正反対である。『大学』の「修身」とは客観的に物事を認識し、心を自由にし、総合的に判断・決断していく判断力を高めることである。戦前の「修身」のイメージは文部省による換骨奪胎というやつだ。本来有益な言葉を有害な言葉に代えてしまう魔法を使ったのだ。魔法にかかってはいけない。
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http://homepage3.nifty.com/take_tk/honyaku/daigaku2.html#0201