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■ 『from 911/USAレポート』 第162回
「911三周年の視点」
■ 冷泉彰彦 :作家(米国ニュージャージー州在住)
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■ 『from 911/USAレポート』 第162回
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「911三周年の視点」
今年の晩夏には、見事な晴天を何度も目にすることができた。8月の末から9月の初
旬にかけて、このアメリカ東北部で見られる抜けるような青い空、正に「あの日」の
クリスタルブルーに他ならない。真昼には澄んだ光に満ちたかと思うと、夕暮れ時に
は濃紺に染まる空を見ていると、「あの日」の記憶が蘇り思わず戦慄することもある。
気がつくと、私の中で「あの日」の経験が影のように残っているのを感じるのだ。
先週何度かマンハッタンへ行く用事があった折りに、私はダウンタウンへも足を伸ば
した。「グラウンド・ゼロ」は以前ほど「特別な場所」の雰囲気を匂わせてはいなかっ
た。旧WTCの地下に改装してオープンした通勤電車「パス・トレイン」の銀色に輝
く出入り口が、この地区に「日常」が戻ってきた象徴のように見えた。街を行く人々
の顔にも明るさが見えた。被害と復興の象徴になった有名なカメラ屋「J&R」の袋
を抱えた人が目立つなど、ダウンタウン全体の経済にも光が差しているようだった。
だが、「影」は消え去ってはいなかった。ウォール街の裏の路地では、まだ建物の隅
に白い埃がたまっていた。WTC倒壊の際の砂塵では、私にはそう思われた。そんな
裏通りでは、多くのテナントがシャッターを下ろしたままだった。影を残した街を一
回りして、もう一度「グラウンド・ゼロ」に戻り、ふと気づくと、エリアを囲む柵に
一つだけ鮮やかな赤のバラの花束と、風船が刺してあった。風船には「ハッピー・バー
スデー」とあった。丁度犠牲者の名簿が掲示してあるところだった。
あの日から三年が経とうとしている。年月は多くものを変えた。復興という変化もそ
うだが、風化という側面もまた否定できない。この「グラウンド・ゼロ」を囲む柵に
掲げてある、WTCという建物と911という事件の紹介パネルは、ところどころビ
ニールのカバーがはがれていた。前述した「パス・トレイン」の駅入口の存在感や、
真ん前を通る車の群れをみていると、ここが単なる工事現場にすぎないようにも見え
る。
では、NYの人々は911を乗り越えたのだろうか、あるいは忘れることができたの
だろうか。正直言って、今年、三回目の「記念日」を迎えるにあたって、人々の中に
ある911は見えにくくなっているのだ。例えば、前夜の9月10日、ニュースのトッ
プは大型のハリケーン「アイブン」の接近に関するものが圧倒的だった。その他には、
大統領選挙をめぐる一連の中傷合戦の報道が続くだけだ。911の記念日や慰霊祭に
関する報道は、NYのローカルニュースだけという状態だった。
私の住むニュージャージーは、マンハッタンに隣接し、700人近い犠牲者を出した
911の「地元」に他ならない。だが、「911前夜祭」の10日はほとんど何も動
きはなかった。一部の町では、夕暮れ時にロウソクを掲げての行列などもあったよう
だが、共和党系の町長主催のものなど政治色が見え隠れするものには、余り関心は寄
せられてはいない。
実際、その10日の晩にも、そして11日の当日の朝にも、子供達の野球やサッカー
の試合は平常通り行われた。何よりも、この11日は土曜日に当たる。昨年までのよ
うに、職場や学校で否が応でも「あの日」を意識しなくてはならない状況はない。そ
の要素もあって、「記念日」のエモーションは実に落ち着いたものとなった。
911の当日の朝、慰霊行事に関する各TV局の扱いは、昨年にも増して地域差があっ
た。NYの地元局の扱い、特にNBC系の「チャンネル4」の扱いは徹底していた。
朝の6時から特別番組を組んで、911に絡む様々な人の声を取り上げていたし、8
時45分過ぎの黙祷に続く犠牲者名簿の読み上げもCF抜き、コメント抜きで3時間
以上放送し続けている。
NYローカルの他系列、CBS、FOX、ABCも同じだった。これに続いたのは2
4時間ニュース専門のCNNやMSNBC、FOXニュースだ。こうした24時間ニ
ュース局は、犠牲者名簿読み上げの最初の部分の約一時間は中継を続けたが、視聴者
に飽きられるのを恐れてか、CNNは911犠牲者のドキュメントに切り替わったし、
FOXは名簿読み上げ風景の映像を背景に騒々しい政治討論を始めた。
対照的だったのは、他州の三大ネットだ。一番冷淡だったのは、ABCで、フィラデ
ルフィアの系列では911慰霊の特番は5分間だけだった。8時45分になってやっ
と始まった特番は、NYとワシントンの「黙祷」を中継し、犠牲者読み上げの光景が
始まった光景を流すと、8時50分には平常の子供番組に戻っていた。CBSも似た
ようなものだったし、NBCも小一時間で終わった。
そもそも、式典の前の朝の時間帯、この部分の「特番」もマチマチだった。これまで
のように、犠牲者の遺族を追って延々と報道をしていたのはNBCの「チャンネル4」
ぐらいで、他局はNYローカルでも、フロリダに接近しつつあるハリケーン「アイブ
ン」の話題が多かったし、CBSに至っては、大統領選がらみの暴露資料の信憑性の
話を延々としていた。
ちなみに、この資料問題というのは、今週CBSがドキュメンタリー番組「60ミニッ
ツ」で流したもので、ブッシュ大統領が州兵としての出頭義務を怠ってパイロット資
格を剥奪されたことを証明する「ナマ資料」だといって話題を呼んだものだ。全米に
かなりのインパクトを与えた「スキャンダル」ではあったが、911前日の9月10
日になって、共和党陣営が「資料はでっち上げたニセモノ」という反論を繰り広げて
CBSと真っ正面から対決している。
論点は、紹介するのもバカバカしいもので資料中の「117th」という文字の「t
h」の部分が小さく右肩に小さい字としてタイプされている、その「th」をめぐる
論争だ。共和党陣営によれば、「タイムズ・ニュー・ロマン」という活字のタイプラ
イターで「th」を右肩に小さく印字するようなものは、1970年代にはなかった。
だからニセモノというのだ。
これに対して、「th」を小さくタイプした書類の存在を示したり、州兵の空軍部隊
教官のサインの真偽を様々なコピーをもとに証明しようとする、これがCBS側の反
論だった。ことの真偽はともかく、911の三周年を迎える前夜に猛然と反論を展開
する共和党陣営と、その9月11日の早朝に必死になって反論するTV局、これも昨
年までの「記念日」ならとてもあり得なかった構図だ。
911の慰霊の儀式は、ワシントンでも行われた。今年は、ブッシュ大統領は早朝に
教会で祈祷をしてから、ホワイトハウスに戻り、ホワイトハウスの前庭で「WTC第
一機突入」の時刻に「黙祷」を行った。この光景の扱いにも差があった。
CNNなどのニュース専門局は、黙祷の光景をNYとホワイトハウスの映像をダブら
せて流していたし、例えばペンシルベニアのABC(特番を5分しか流さなかった局
だ)などは、一瞬NYの映像を切ってホワイトハウスのシーンだけにしていた。その
一方で、NYのNBC「チャンネル4」はホワイトハウスの映像を一切流さなかった。
午前6時の特番入りから、12時近くまでかかった犠牲者読み上げまで、基本的に全
てNYによるNYの番組ということで一貫していたのだった。
そのホワイトハウスの映像では、チェイニー副大統領夫妻がブッシュ夫妻に並んで大
きくクローズアップされていたのが目立った。大写しにしたABCにしても、NYの
映像の脇に重ねるだけだったCBSやCNNなどの小さな映像でも、ブッシュ夫妻と
チェイニー夫妻は全く「同格」に並べられ、黙祷が終わるとサッサと後ろを向いて引
き上げる映像も4人完全に「同列」だった。
党大会以来、共和党はチェイニー副大統領の存在感を前面に出す戦術に切り替えたよ
うだ。党大会での演説もそうだったが、ケリー候補のリベラルな発言に対して従来で
は考えられなかったような右からのハードボールを投げつける、チェイニーはその役
回りを買って出るようになった。
例えば「テロリストは個人の犯罪だから刑事犯だというのは『プリ911(911以
前)のファンタジー』だ」というのが典型だ。「我々は戦争を戦っているのだから、
テロという戦争を刑事犯罪とするのは生ぬるい」というニュアンスが濃厚であるし、
「警察機構の捜査活動ではなく、正規軍の近代兵器で撲滅しなくてはテロに勝てない」
という意味にも取れる「強気一辺倒」の発言と言えるだろう。
ケリー発言への「突っ込み」について言えば、「アメリカが世界から憎まれて、ソフ
トパワーで敗北しているだって? だったらアルカイダはソフトの方面で俺達に勝っ
ているとでも言うのか?」というようなものだ。私には、一国主義を振りかざして先
制攻撃を辞さないというアメリカより、貧者の味方を装うテロリストの方が心情的に
共感を呼んでしまう世界があるのは悪い意味でも事実だと思うのだが、それを認めな
いばかりかケリー批判のジョーク(だと思って言っているらしい)にしてしまう神経
には呆れるだけだ。
チェイニー発言の中でも極めつけは、今週に飛び出した「11月2日の選択を誤れば
アメリカは再びテロの攻撃に晒される確率が高まる」というものだ。この発言は、民
主党陣営だけでなく中立的なTVのキャスター達(例えばNBCのケイティ・コリッ
クなど)も「恐怖をあおる戦術」として怒りを露わにしていた。さすがにマズイと思っ
た副大統領は、「自分の真意は恐怖戦術ではない。11月に誰が勝っても危険はなく
ならないということが言いたかった」と911の前日になって弁明している。
一瞬の「黙祷映像」を見ただけだが、私には現在の政権が「トップは真空で、NO2
が実権を持つ」という古代の歴史によくあるような構造になっている、「チェイニー
夫妻の存在感」にはそんなことを感じさせられた。執政に頭の上がらない古代君主、
敵愾心と恐怖心を求心力として利用しながら政権運営を図るNO2、絵に描いたよう
な図式だ。
では、NYの式典はどうだったのだろう。2002年5月の遺体捜索完了時の「慰霊
祭」では、スピーチは一切行われず、完全な沈黙が支配する厳粛な式が行われた。2
002年9月の「一周年」はやや通常のスタイルになり、NYの要人達によるリンカー
ンをはじめとする「歴史的演説」の朗読と、同じく政治家や各界指導者による犠牲者
氏名の朗読が行われた。だが、この「演説の朗読」は不評だったようで、2003年
の二周年では、要人達のスピーチは人生や生命に関する分かりやすい詩の朗読に変わっ
た。犠牲者名簿の読み上げは、911の遺児たちが行った。
三周年の今年は雰囲気が一変した。氏名を朗読する役目は、犠牲者の親になった。9
11で子を失った親が、代わる代わる氏名朗読のリレーを行うのだった。これは何と
もやりきれないものだった。アジアでは、子が親に先立つことを「逆縁」と言って仏
法に反しているという考えがある。勿論、非難しているのではなく、究極の悲劇だと
いう意味に他ならない。親を失った子の悲しみも痛切だが、子を失った親の姿は更に
痛々しいものがある、そんな感情は多くの文化に共通なものだと言えるだろう。
「親たちによる犠牲者朗読」は、正に痛切な儀式になった。朗読に先立ってNYのブ
ルームバーク市長は短い演説をした。「NY市民の皆さん」で始まるスピーチは、全
国向けではなくあくまでこの慰霊祭がNYという街の精神的な行事だと宣言している
かのようだった。私はその中で市長が「アブラハムとその子イサクの物語」を引用し
たのが引っかかった。
旧約聖書にある有名な物語だが、意味するところは重苦しい。ユダヤの王、アブラハ
ムは長く子供に恵まれなかったが、敬虔に祈り続けたかいあってイサクという男子を
もうける。だが、神はイサクを生け贄として要求するのだ。アブラハムは神の命令に
従ってイサクを殺そうとするが、その瞬間に神はイサク殺しを止めさせて、子羊を身
代わりにさせる。神は、最愛の子を捧げようとしたアブラハムの信仰心を認めるがゆ
えに、イサクの命を救った、そうアブラハムに告げるという話だ。
市長の演説は勿論詳しい内容には触れてはいなかったが「アブラハムとイサクの故事
にもあるように、子を犠牲にするというのは親にとって最大の苦痛だ」という内容だっ
た。ブルームバーク市長はユダヤ教徒だが、ビジネスマンとしては極めつけの合理主
義者として有名だった。だが、911後の市長就任後には、イスラエルを訪問するな
どユダヤ系としての個性を前面に出しつつある。今回の演説もその延長で考えるべき
なのかもしれない。
だが、旧約聖書のこのアブラハムとイサクの故事は、何もユダヤ教徒の専売ではない。
旧約聖書は、勿論キリスト教でも重要だし、イスラム教の聖典でもある。子を失った
親の悲劇を思うとき、この伝説が引き合いに出されることは、勿論宗教色のある発言
には違いないが、全く不自然というのでもないのだ。いや、今回のように「子が犠牲
になった親」が主役の場合には、ある種受け止められる範囲とも言えるだろう。
とは言っても、仮に許されるとしても陰鬱な伝説には違いない。国や民族が生命のや
りとりをする中で、人々の運命が翻弄されていく古代の物語に他ならないからだ。古
代といえば、今年の911慰霊祭ではクラシック音楽が多用されていた。犠牲者名簿
朗読の途中で、コレルリのソナタの中からアダージョというスローな楽章が演奏され
た。伴奏を省略したバイオリン一本の独奏で聞くコレルリは、痛切だった。
バロック前期のコレルリを古代というのはやや誇張かもしれないが、それでも市長の
言うアブラハムの故事、子を失った親たちの悲痛な朗読の声、そしてコレルリのメロ
ディーが醸し出す雰囲気は「近代」ではなかった。「真空の大統領」を補佐するとし
てNO2の副大統領が実権を誇示し、まるで「国父」のように振る舞う姿、その副大
統領自身がイラク利権に密接に絡む石油掘削会社や軍需産業に夫婦ぐるみで関与して
いる事実にも「近代」は感じられない。
911を契機に世界が変わったとして「テロリストに人権はない」と叫んでいる層は、
実は慰霊祭の中継が5分で打ち切られるような911とは遠いところに住んでいて、
丁度シーズンたけなわとなったアメフトの試合に熱狂しているのだ。複雑な政治力学
と、屈折した世論の深層心理が結びついた結果として、911を言い訳として軍事力
への信仰と一国主義の独善が大きな政治勢力になっている、それが今日のアメリカだ。
その結果として、理念の共有で社会秩序を維持しようという近代の考え方は危機に晒
されている。
考えてみれば、この911の直前に襲った北オセチアと、インドネシアという二つの
テロ事件も「近代」への挑戦に他ならない。暴力には暴力をもって報復する中で、殺
戮とそれに対する報復が常態化する、そして国際法も国内法も、報道機関や市民運動
もこうした異常な事態を修正できない。これは少なくとも近代ではないだろう。
考えてみれば、今年の911「三周年」が話題として取り上げられることが少ないの
には、大統領選のおかげで何を言っても党派抗争になってしまうことに加えて、この
ロシアとインドネシアの問題があるように思う。特にロシアに関しては、民主党側と
しては「強硬策への批判」が口元まででかかっているのだろうし、共和党側としては
「テロへの一層の憎悪」を言おうとしているのは良く分かる。だが、お互いにそれを
口にした時には対立が露わになる。学校占拠テロ事件を材料にアメリカ国内の対立を
煽るのはいくら何でも、という意識があるのだろう。
911の当日になると、クリスタル・ブルーの空は消えてしまった。ここアメリカ東
北部は秋の冷気に覆われる一方で、薄い雲の広がる一日になった。そんな中、NYの
中継映像を通じて、犠牲者氏名の読み上げのBGMとして、慰霊祭会場でドボルザー
クの「新世界から」が流されているのが聞こえてきた。日本では「家路」という歌で
も知られる第2楽章の単純なメロディーが、私には救いに思われた。
TV映像を見ていると、グラウンドゼロの「地下7階の地底」に設けられた献花用の
プールは花でいっぱいになっていた。三周忌ともなると、献花の花は悲しみの白に加
えて遺族自身の慰めや、死者との対話という想いを込めて深紅や黄色のバラなど色と
りどりの花が目立つ。そんな華やかな花束には、しかし別の悲しみが感じられるから
不思議だ。その周囲には、献花したバラから落ちた花びらを拾って、地面に置いた父
親の遺影に赤く縁取りをしている少女の姿があった。
911の遺族の中には有名な「ピースフル・トゥモロー」のように、アフガンでの報
復にもイラク戦争にも反対という姿勢で一貫しているグループもある。彼等は、昨日
9月10日の夕刻にNYのユニオン・スクエアからロウソクを灯した追悼パレードを
行ったはずだ。だが、共和党大会の際にNYに登場した反対デモの報道が「州外の保
守系中間層」に不快感を与えて結果的にブッシュ支持率を押し上げた苦い経験からか、
大手メディアはこの「ピースフル・トゥモロー」のパレードのことはほとんど紹介し
ていない。だが、そうした意識的なグループでなくても、この遺族達の真剣な悲しみ
に、何か希望を見つけ出すことはできないだろうか。
少なくとも、この場で遺族達は本当に一生懸命悲しんでいるように見えた、一生懸命
悲しむことができるというのは、苦痛には違いないが人間として尊厳のある行為に他
ならない。悲しみを我慢するのではなく、一生懸命悲しむこと、その先には世界中で
テロリストと正規軍が一般市民を巻き込んで繰り広げる殺傷合戦を「本当に止めさせ
たい」という意志が生まれてくるのではないだろうか。
現在のところ、「911を本当に悲しみ、暴力の連鎖を本当に止めさせたい」という
真剣味は、ブッシュ陣営にもケリー陣営にも感じられないのかもしれない。911を
政争に使えば使うほど、少なくともNYの人々には真剣味は伝わらないのだろう。こ
の点において、これから2か月を切った選挙戦の中で、どちらの候補がより真剣味を
出すことができるのか、改めて「911の視点」から選挙戦を見続けて行きたいと思
う。
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冷泉彰彦:
著書に
『9・11(セプテンバー・イレブンス)―あの日からアメリカ人の心はどう変わったか』
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