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コーロングループの系列金融会社であるコーロン・キャピタルで、単独の事件としては史上最大の470億ウォン台の横領事件が発生し、警察と金融監督院が調査に乗り出した。
コーロン・キャピタルは今月9日、会社資産のマネーマーケットファンド(MMF)を持ち出す手口で472億ウォンを横領した疑いで、この会社の資金担当役員、チョン某(43)容疑者を警察に告発したと13日に明らかにした。
チョン容疑者は今月11日、横領などの疑いで警察に拘束された。
チョン容疑者が横領した資金の規模は、今年4月、旧ウリクレジットカードの職員2人が会社資金400億ウォンを持ち出し、金融派生商品(デリバティブ)に投資、全額を失って逃走した事件よりも金額が大きい。
会社側によると、チョン容疑者は資金チーム長を任された98年から最近まで、会社資産のMMFなどの収益証券を持ち出し、個人的に株式投資をしてきたという。
チョン容疑者が横領した472億ウォンは、今月8日を基準に、この会社の資産892億ウォンの52.9%に該当するほどの巨額で、現在、チョン容疑者が取り引きしている証券会社の口座には数千万ウォン程度しか残っていないという。
コーロン・キャピタルの持分は現在、(株)コーロンと李雄烈(イ・ウンリョル)コーロングループ会長などコーロン系列会社と特殊関係者が85.1%を保有しており、ハナ銀行が残り14.9%を持っている。
チェ・ユシク記者 finder@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/09/13/20040913000069.html