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(回答先: 「追い越した車が突然銃撃」(NHK) 投稿者 ZUMA 日時 2004 年 5 月 28 日 21:46:18)
火噴く銃口、炎上する車両 イラク人運転手が証言
http://www.sankei.co.jp/news/040529/kok004.htm
ワゴンからのぞく銃口がいきなり火を噴く。銃弾で穴だらけになって樹木に激突、激しく炎上する車両−。バグダッドの南約30キロのマハムディヤで起きた日本人フリー記者襲撃事件で、橋田信介さん(61)らを乗せた車の運転手、ラード・アシュルさん(26)の証言などを基に事件を再現した。
▽決行
橋田さんらは、27日午前6時ごろ(現地時間)、アシュルさんと通訳の計4人でバグダッドを出発。同10時半ごろ、サマワに到着し、陸上自衛隊の宿営地などを訪ねた。
サマワを出たのは、同日午後2時ごろ。「夕方に差しかかるから危険。帰りを1日延ばそう」とサマワ宿泊を主張するアシュルさんに、小川功太郎さん(33)は「明後日にアンマンに行く予定があるんだ」。この日のバグダッド行きが決まった。
バグダッドへは、幹線道路を使うのが最も早いが、駐留米軍と反米勢力との戦闘などが原因で、度々封鎖。橋田さんらも渋滞に巻き込まれ、事件現場付近を通り掛かったのは、午後4時を過ぎていた。
▽危険察知?
事件現場から南に約4キロの米軍の検問所でいったん橋田さんらは車外に。チェック後、再び首都に向け、走り始めた。尾行される危険を感じ、スピードを上げるアシュルさん。橋田さんは、危ないと思ったのか「ゆっくり」と声を掛ける。その後を、いつの間にか男4人の乗ったグレーのオペルが追跡し始めた。
同4時50分ごろ、オペルが加速して橋田さんらの車の左横を並走。いったん前に出た後、減速して、右横に。運転席には、ひげがなく、太った色黒のイラク人らしい男。後部座席に陣取った2人が突然、自動小銃を連射し始めた。
▽包む炎
最初は車体に。車体が燃え出すと、乗っていた橋田さんらを銃撃。逃げようと、車を加速させるアシュルさん。「ハシダさんが被弾するのが見えた」。ベテランジャーナリストは助手席で息絶えたようだった。
アシュルさんは銃撃を避けようと頭を下げて運転を続け、道路左側の路肩の樹木に激突。そして停車。犯人らが遠ざかる。アシュルさんが、車から命からがら逃げ出した直後、後部座席左側にいた小川さんが車外に出るのが見えた。
「犯人らは、現場に戻った際、私のことを「米国の手先」と吐き捨てるように言った。その後、再度銃撃したようだった」とアシュルさん。車が炎を上げ、中にいた橋田さんらを包み込む。この間、わずか2、3分の出来事だった。
犯人が立ち去った後、助けを求めるアシュルさんの目の前をイラク警察の車両が4台、通り過ぎた。30分後にミニバスが停車。頭や肩などに銃弾を受けたアシュルさんは、やっとのことで近くの病院にたどり着いた。(共同)
(05/29 00:18)