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サドル派民兵、ナジャフからの撤退開始
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http://www2.asahi.com/special/iraqrecovery/TKY200405270283.html
イラク駐留米軍と武力衝突を繰り返しているイスラム教シーア派指導者ムクタダ・サドル師率いるマフディ軍団の民兵たちが27日、中部ナジャフからの撤退を始めた。これを受けて、米英暫定占領当局(CPA)の報道官は攻撃の一時停止を表明した。しかし、殺人容疑などでサドル師を拘束する姿勢を崩しておらず、事態が沈静化するかどうかは、なお不透明な情勢だ。
4月初めから激化した双方の衝突で、民兵側には数百人の死者が出たとされる。25日にはシーア派の人々がもっとも神聖視するナジャフの初代イマーム(指導者)をまつるアリ廟(びょう)に砲弾が撃ち込まれる事態に発展、シーア派指導者らによる停戦に向けた交渉が活発化していた。
米軍とサドル師の仲介に当たっている統治評議会の有力議員で、安全保障顧問のルバイエ氏は27日、記者会見し、「神聖な場所での悲劇的な状況を止めるため」マフディ軍団がナジャフから撤退することを決めたとするサドル師の声明を発表した。この中で、サドル師は(1)米軍も撤退し、イラク治安当局がナジャフの治安維持に当たる(2)サドル師自身への訴追手続きを停止する(3)マフディ軍団の扱いについて広範な協議を行う――ことなどを求めた。
CPAのセノー報道官は「(マフディ軍団への)攻撃は停止するが、治安が回復するまでナジャフに展開する」と語った。また「サドル師の拘束と、マフディ軍団の解体を目指すとの方針を変えたわけではない」と述べた。とはいえ、サドル師派との武力衝突が続けば、6月末の主権移譲にも影響を与えかねない。民兵がナジャフから撤退することで、米軍がサドル師の身柄拘束のため強硬手段に出ることは難しくなり、事態の推移を見守るものとみられる。
(05/28 00:12)
サドル師およびマフディ軍団は、シーア派主流派の交渉カードになっているような印象。
どなたか解説を!
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