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(回答先: 多国籍軍駐留は来年1月まで、中国案に仏露独支持表明(読売新聞) 投稿者 シジミ 日時 2004 年 5 月 27 日 20:10:39)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040528-00000016-nnp-int
【北京27日井上裕之】イラクの主権移譲問題は二十七日、米英両国の国連新決議草案に対して中国が修正案を提示、フランス、ロシア、ドイツなどがこれに同調する展開となった。背景には米主導のイラク対応への根強い反発があり、国連安保理での今後の議論は曲折が予想される。
多国籍軍の駐留を「一年後に見直す」とした米英案を「来年一月まで」と制限し、イラクの自主権を尊重する修正案は、米の影響力への歯止めを意味する。同時に、国連主導での復興支援を明確化する狙いがある。
中国外務省の劉建超・副報道局長は同日の会見で「多国籍軍の駐留期限と権限については決議で明確に定め、イラク側の意向も聞くべきだ」と強調。国連主導の下で、中国も将来、軍派遣の用意があることを示唆した。
イラク問題では、中国とともにフランス、ロシアなどが国連主導の対応を主張。昨年のイラク攻撃時も連携して反対に回った経緯があり、今回も対米包囲網づくりで足並みをそろえた格好だ。
「米一極」に対抗する背景には、復興後の原油利権獲得に向けた思惑もあるとみられ、各国の国益とも絡む複雑な綱引きが展開されそうだ。(西日本新聞)
[5月28日2時35分更新]