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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040527-00000029-mai-int
【バグダッド山科武司】イラク中部のイスラム教シーア派聖地ナジャフで26日未明、駐留米軍と同派の反米指導者ムクタダ・サドル師の民兵組織「マフディ軍」が交戦した。民兵15人が死亡、12人が負傷したほか、戦闘に巻き込まれた市民9人も死亡し、36人がけがをした。AP通信が病院関係者の話などとして伝えた。この交戦の間に、米軍は同師派幹部の1人を拘束した。
交戦はナジャフの墓地付近で発生し、約3時間続いた。民兵側はロケット砲などで攻撃、米軍は武装ヘリコプターや戦車で応戦したという。
ナジャフのサドル師事務所によると、米軍が拘束したのは同師の義兄弟のリヤド・アルヌーリ氏。米軍が自宅を急襲したが、同氏は抵抗しなかったという。同氏は、サドル師に逮捕状が出ている聖職者殺害に関与した疑いが持たれている。
一方、AFP通信によると、バグダッドの北東約75キロのバラドルーズでで26日朝、自動車爆弾が爆発し、イラク人3人が死亡、18人がけがをした。負傷者には現場付近を車で走っていた警察官4人が含まれているという。(毎日新聞)
[5月26日20時32分更新]