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イスラエルは「虹作戦」と称する大規模な軍事攻撃をガザに加え、パレスチナ人を虐殺し、家を破壊しています。ラファの難民キャンプに対するこの攻撃では、ラファを孤立させ、電気供給を絶って、家々を破壊し、さらに数十人の人を殺しました。[補足:ラファは人口15万人の町で、町全体が封鎖されている様子とのこと。小樽の規模の町が封鎖され攻撃されていることを想定すべきとの情報がありました。]また、平和的なデモ参加者にミサイルを発射し、少なくとも10人を殺しています。これは、ガザの占領を行なっていたイスラエル軍兵士13人が殺されたことへの「報復」と称して進められています。
ファルージャで米軍が行なってきたこととガザでイスラエル軍が行なっていることは、構造的に極めて似通っています。ちょっと考えただけでも:
米国はイラクを、イスラエルはパレスチナの領土を、不法に占領している。米軍もイスラエル軍も占領軍であること。
いずれも大規模な暴力でイラク/パレスチナの人々にテロ攻撃を加えながら、それに対する抵抗を「テロ」と呼び、自らの不法侵略/占領とそのもとでの人権侵害や虐殺を「テロに対する防衛」を呼んでいること。
ファルージャもラファも、取り囲まれ、封鎖されていること。
電力供給の切断や家屋の破壊など、民間人への「集団的懲罰」を意図した戦争犯罪行為が行われていること。
救急車への発砲を含む戦争犯罪行為。
などの類似点があることがわかります。
アムネスティ・インターナショナルは、2004年5月21日、次のように発表した。「デモ参加者と目撃者は、死と怪我は、近くに駐留していたイスラエル軍のヘリコプターと戦車からの発砲により引き起こされたと述べている。イスラエル軍士官によると、戦車は、イスラエル軍のポストにデモ行進が進んでくるのを防ぐために空ビルに戦車が発砲したと述べている。また、イスラエル軍のヘリコプターは近くの空き地にミサイルを一発発射したとも。」
「イスラエル軍の砲弾は、ラファを東西に走る幹線道路であるシー通りの建て込んだ地域を直撃した。パレスチナ人デモ参加者が歩いていたところである。イスラエルのメディアで公開されたイスラエル軍の航空写真は、戦車の標的とされた建物は、デモ参加者が歩いていた路の建て込んだ地域にあったことを示している。イスラエル軍関係者は、デモ隊は銃を持った者たちに率いられていたと主張している。」
「アムネスティ・インターナショナルはデモ参加者の中に武装パレスチナ人がいたかどうか確認も否認もできていないが、アムネスティの使節団は、襲撃の前にデモを見たとき、武装した人達を一人も目にしなかった。さらに、使節団は、イスラエル軍が発砲する前に、パレスチナ人が発砲した音を全く聞かなかった。さらに、イスラエル軍による発砲の前・さなか・後のデモの様子を撮ったテレビ・クルーのビデオをアムネスティ・インターナショナルの使節が検討した結果、そこでも、デモの中に武装した人間がいることは無かった。」
益岡賢のページ
http://www.jca.apc.org/~kmasuoka/
より抜粋
原文http://electronicintifada.net/v2/article2730.shtml
5・21にラファの虐殺について投稿がありますが、もっと大きく報じられるべきと思い、再度投稿いたします。