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戦争責任認め通達無効に 西本願寺、宗令で60年ぶり
浄土真宗本願寺派(本山・西本願寺、京都市)は24日、戦時中などに門徒に発布した戦争協力を呼び掛ける通達などを失効させる「宗令」を出し、全国の末寺に通知した。
同派は2003年、戦争責任問題を解決するため、内閣に当たる総局に委員会を設置。議論の結果、通達などは誤りだったと認め、約60年ぶりに戦後問題にけじめをつけた。
同派は1931年の満州事変から45年の太平洋戦争敗戦までの間、僧侶や門徒に積極的な戦争協力を呼び掛ける「御消息」と呼ばれる大谷光照門主(当時、2002年死去)名の通達を60通発布した。御消息は宗祖・親鸞の教えとされる「御聖教」に準ずる効力を持つ。
総局は、御消息は「国策としての戦争に協力したもの」と認め、これらの文書を「慚愧(ざんき)の対象」とする見解を発表した。
同派は戦後、恒久平和を祈願し、81年以降毎年、東京で戦没者追悼法要を営んでいる。95年の終戦50周年法要では、大谷光真門主が戦争協力の責任を認める発言をしていた。
(17:58)
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2004052401002416