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たとえば、北朝鮮の崩壊という遠大な戦略を淡々と実行するほうが、どれほど拉致の全面的な解決につながるのか知れたものではない。
もしこれが中国であれば、中国はその遠い道を力を惜しまず遂行するだろう。
しかし、結局は国際的に揉まれていない、歴史的に孤立した島国の日本人にはそれが無理だったのか。
たとえば日本政府は政府として東ドイツ、ソ連の崩壊を研究したことがあるのか。
今の北朝鮮の状態は旧東ドイツよりはるかに悪いのではないか。
しかも独裁国家であり社会主義国家でありテロ国家であり、すべては世界の冷たい視線を浴びるような実態ではないか。
短期的には正しいことも長期的には間違っている。表面的には正しいことも深く探ると間違っている。小さいところで正しくても、大きく見ると間違っている。これを何とかの逆説というのだ。
相手はテロ国家なのにもう戦争状態という気概が首相にはない。
これがそもそも間違いで、「話せばわかる」と言っているあいだに本当に戦争がはじまればどうなるのか。
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ちなみに25万トンという量だが、北朝鮮軍の兵士100万人に一人250`を配る量になる。飢餓が伝えられる北朝鮮軍で、この食糧支援の魅了は計り知れない。
コメや薬は取られたが、お土産の中身は拉致者の子供たち(日本人)だけだった。日本人が日本に帰ってくるのは当然である。北朝鮮という国が今まで各国の援助を巻き上げて成り立った国であると知れば、このような対応は当然である。北朝鮮は相手を脅して何を貰うかの国なのである。
そもそも今回の25万トンのコメと医薬品は、韓国の30日計画(北朝鮮の体制崩壊に備えた緊急援助計画)で用意されているものである。それを北朝鮮の体制が崩壊していないどころか、その体制存続を援助するために先食いすることである。筋がまったく通っていない。
日本テレビの報道に飯島首相秘書官が取り乱した原因もそこにある。
http://www.kamiura.com/new.html