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(回答先: 【Asahi 13:33】家族帰国で「前向きな展開」 日朝首脳会談が終了 投稿者 木田貴常 日時 2004 年 5 月 22 日 14:20:18)
会談場に家族数人、日朝首脳会談が終了
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20040522it05.htm
小泉首相は22日午前、平壌を訪問し、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記と約1時間半会談した。首相は、拉致被害者5人の家族8人全員が同日中に帰国・来日することを強く要求し、詰めの協議を行った。
北朝鮮が「死亡」「入国なし」と説明している拉致被害者10人についても、北朝鮮が詳細な再調査を実施し、結果を早期に公表するよう求めた。金総書記は、国交正常化交渉の早期再開に意欲を示した。一方、拉致被害者の家族数人が首脳会談会場に姿を見せ、日本政府職員は本人確認の作業に入った。政府と拉致被害者の家族連絡会は、同日夜の家族帰国を前提に準備している。
【平壌=河野修三】首脳会談は午前11時過ぎ、平壌市郊外の大同江(テドンガン)迎賓館で始まった。
金総書記は会談の冒頭、「小泉首相が再度訪朝されたことは、良いことだと思うし、歓迎する。2002年9月は平壌でお会いし、拉致という問題が生じたが、首相が国交正常化に関心を払われ、正常化を成功させる意思と抱負を持って改めて訪朝されたことをうれしく思う」と語った。
首相は会談で、最大の焦点である拉致被害者5人の家族8人の帰国問題について、曽我ひとみさん(45)の夫で元在韓米軍兵のチャールズ・ジェンキンス氏(64)を含め、8人全員の22日の帰国を要求した。政府は、金総書記が家族の帰国に応じれば、政府専用機とともに平壌に飛んだ予備機に乗せて、同日夜に帰国させる方針だ。既に、日本での受け入れ準備も進めている。
外務省幹部によると、ジェンキンス氏を含む家族が大同江迎賓館に姿を見せた。内閣官房の拉致被害者・家族支援室幹部や法人類学者らが接触し、本人確認の作業をしたと見られる。首相がジェンキンス氏らと面会することも検討されている。
首脳会談で、首相は、日朝平壌宣言について「日朝双方が守るべき重要な文書」との認識を示し、国交正常化交渉や核、ミサイル問題の解決など、宣言の内容を誠実に履行することが重要と強調。8人の帰国問題などで進展があった場合は、世界食糧計画(WFP)などを通じて、北朝鮮への食糧支援を実施する考えだ。
核問題については、6か国協議のプロセスを重視し、「完全で検証可能かつ不可逆的な核廃棄」が必要との考えを表明。また、「テポドン」など弾道ミサイル発射凍結を今後も継続することを確認したと見られる。
日朝首脳会談は、2002年9月以来2回目。会談には、日本側から山崎正昭官房副長官、外務省の田中均外務審議官、藪中三十二(みとじ)アジア大洋州局長、北朝鮮側は姜錫柱(カン・ソクチュ)第1外務次官が同席した。
◇
自民党の拉致議連幹部は22日昼、都内で「拉致被害者の家族数人は帰国するようだ。議連としても誰を(羽田空港に)出迎えに出すか、検討している」と語った。
(2004/5/22/14:05