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「武装勢力の敗北まで駐留続く」 伊首相、下院で演説
http://www.asahi.com/international/update/0521/005.html
イタリアのベルルスコーニ首相は20日、下院演説でイラク情勢について「イタリアは武装勢力が敗北するまでイラクにとどまる。最後まで残るのが義務だ」と述べ、部隊駐留を続けることを改めて強調した。国内では部隊撤退を求める世論が高まっており、野党はブッシュ米大統領との会談を終えて帰国したばかりの同首相を激しく非難した。
同首相は、部隊の即時撤退を求めている野党側の要求を「平和の敵を助けるだけで、無責任さにぼうぜんとする」などと退けた。30分弱の演説は、与党議員による拍手と、野党議員からのブーイングで18回も中断した。
同首相はまた、イラクの暫定政府で実権を握る首相職の人選について言及。「2週間のうちに、信頼できるイラク政府が明らかになる。尊敬される人物が主導するが、彼はまだ受諾していない。でも、もしこの人がだめでも、ブラヒミ(国連事務総長特別顧問)は別の人物ともすでに接触している」などと述べた。
演説に対し、最大野党である左翼民主党のファシノ書記長は、19日に行われた米大統領との会談について「ブッシュにほめられるために行っただけだ」と非難した。野党側からは「我々は戦争に巻き込まれており、議会はそんな任務を承認していない」などの批判が相次いだ。
有力紙レプブリカが17日に行った世論調査では、回答者の61%が「6月末前の部隊撤退」を求めた。これに対して「駐留を継続すべき」と答えたのは26%にとどまり、昨年6月からの部隊展開以来、最低となった。
(05/21 11:57)