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(回答先: イラク派遣の兵士に投与されるマラリア予防薬の副作用が自殺の原因になる可能性あり【CNN】 投稿者 下戸彩 日時 2004 年 5 月 21 日 03:50:23)
日本の熱帯病医もLariam(メフロキン塩基-商品名としてラリアム)を
マラリア予防・治療薬として勧める傾向があるのですが、
これは他の薬よりもかなり副作用の強い薬であることが知られています。
小生も、ある時これを勧められて一時予防・治療に使ったことがありましたが、
胃腸障害、平行感覚障害など、他の薬と比較するとかなり強烈でした。
治療として多量に服用した時は、嘔吐、平衡感覚が希薄で歩行困難、
あるいは幻覚もどきの状態を経験しています。
京都のある大学のアフリカ研究者は、マラリア罹患時にこれを飲んで、
永続的に片耳が聞こえなくなりました。
ちなみに最近は・・・
●05-12(0514-0090)#C#マラリア、アルテミシニン治療-アフリカ#
情報源:NY Times。
関係機関は耐性マラリア治療にアルテミシニンを使用し始めた。
何年間もの躊躇後、世界的な保健機関は、途上国での感染症死亡患者の主因の
1つであるマラリアに著効があると確認されている中国のハーブ薬(主成分アル
テミシニン誘導体)1億回服用分を競って購入している。
アルテミシニンはキク科ヨモギ属植物sweet wormwoodである青蒿素(チンハオ
ス)に基づく化合物である。1965年に中国軍研究者によって最初に分離され、
1990年代早期には、ベトナムでのマラリア流行の致死率を97%低下させた。こ
の物質は、急速にキニーネ誘導体およびマラリア原虫が耐性を獲得しているよ
り後発の薬剤に取って代わっている。アルテミシニンで同様に耐性株が出現す
るのを防止するため、多剤同時処方の一部として投与される予定である。最近
まで、米国政府や英国政府などの大口の寄付機関が、高価な上、小児での治験
が不十分であり、他のマラリア薬が効果を発揮している地区では不要だとして、
この薬剤の大規模な使用に反対していた。
(厚生労働省検疫所 海外感染症情報からの抜粋)http://www.forth.go.jp/
マラリア治療薬の日本での入手先
http://eagle.pharm.okayama-u.ac.jp/joho/doc/howtoget.html