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(回答先: 米軍がチャラビ氏宅捜索 銃口突き付け書類押収 (Kyodo)「チャラビ氏は主権委譲後の米軍治安権限維持に反対していた」 投稿者 ああ、やっぱり 日時 2004 年 5 月 21 日 01:30:41)
米軍、チャラビ氏宅を捜索…主権移譲巡り対立か
【カイロ=柳沢亨之】イラク駐留米軍とイラク警察は20日未明、バグダッド中心部にある有力政党「イラク国民会議」(INC)の代表で、統治評議会メンバーでもあるアハマド・チャラビ氏の自宅とINCの事務所を家宅捜索した。
AP通信によると、INC関係者15人に詐欺容疑の逮捕状が出ているという。背景には、旧フセイン政権時代の親米反体制派の代表格だったチャラビ氏が、主権移譲の方法を巡り米国と対立を深めていたことがあるとみられる。
チャラビ氏は同日、緊急の記者会見でこの捜索を非難、「連合国暫定当局(CPA)との関係を打ち切る」と語った。これに対し、CPAのセナー報道官は、捜査はイラク司法当局が決めたことで、CPAは関係ないと強調した。
しかしイラクでは、「CPAとチャラビ氏の関係冷却化が原因」(消息筋)と見る向きが多い。同氏は実務者中心の暫定政権作りを目指す国連の構想を批判し、これを支持するCPAと対立。さらに米国内では、イラク戦争の大義だった大量破壊兵器が見つからないのはチャラビ氏の情報が誤っていたためとの批判も高まり、米政府はさる18日、INCへの援助打ち切りを発表していた。
(2004/5/21/01:24 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040520i315.htm