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http://www.asahi.com/international/update/0519/011.html
陸上自衛隊が駐留するイラク南部サマワの複数の警察筋によると、18日午後9時半(日本時間19日午前2時半)ごろ、自衛隊宿営地の西方約500メートルの道路で対戦車地雷が発見され、イラク保安部隊の爆弾処理班が除去した。同筋によると、地雷は新しく敷設されたものだったらしい。現場は自衛隊やオランダ軍のパトロール車も通過する道路で、その車両を狙った可能性もあるという。
サマワの自衛隊広報は朝日新聞の取材に「地雷を処理するなら周辺地域に連絡するはずだが、情報は何も入っていない」と語った。警察筋によると、州警察は除去後に自衛隊に対し「周辺地区に危険があり、翌朝までパトロールなどに出ないように」と連絡はしたが、地雷があったことは知らせなかったという。
除去された地雷は直径30センチほどの対戦車用で、石油パイプラインが並走する幅3メートルほどの砂地の道路の端に敷設されていた。この夜、石油省のパイプラインの監視員が歩いて巡回中、一部が地表に露出した地雷を発見し、イラク警察に通報。保安部隊の爆弾処理班が約30分で除去した。除去作業にはオランダ軍の関係者が立ち会った。
同処理班によると、地雷は「この2週間以内の敷設」と見ている。それが事実ならば、外国軍の占領に反対する武装過激派が旧イラク軍が使っていた地雷を入手して、自衛隊やオランダ軍を標的にした可能性がある。
イラク警察は他にも地雷が仕掛けられている可能性があるとして、19日朝から現場周辺の捜索を行う。除去現場に立ち会った関係者によると、除去処理中も自衛隊のパトロール車両がそばを通過したらしい。
州警察関係者によると、州警察ではこの夜、日本側の治安に対する不安を刺激するのを恐れて、メディアには知らせないよう箝口令(かんこうれい)が敷かれたという。イラク国内では、各地で爆弾による駐留軍への攻撃が相次いでいる。
(05/19 18:17)