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【ローマ井上卓弥】ローマ法王庁(バチカン)の米国人枢機卿が英字誌「インサイド・ザ・バチカン」来月号で、イラク戦争を「道徳的失敗」と呼ぶなどブッシュ米政権のイラク政策を強く批判していることが18日、分かった。ロイター通信が伝えた。ブッシュ大統領は来月4日、バチカンで法王ヨハネ・パウロ2世と会談するが、訪問を控えて法王庁高官の対米批判が目立ち始めている。
報道によると、掲載されるのは前デンバー大司教のジェイムス・スタフォード枢機卿のインタビュー記事。枢機卿はこの中で、フセイン・イラク前政権の大量破壊兵器保持に関する決定的証拠がないまま、米政権が開戦を決断したことを「道徳的失敗」と呼び、大統領とチェイニー副大統領、ラムズフェルド国防長官を名指しして批判した。
また、米兵によるイラク人虐待事件を「野蛮人の行い」と呼び、「アラブ人やイスラム教徒との将来の関係を手ひどく傷つける」と深い懸念を表明。米英主導の占領統治についても「イラク人を(圧政から)救い出すと主張しながら同様の状態を押し付けており、人々を辱めるだけでなく欺いている」と述べているという。
[5月19日10時5分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040519-00001013-mai-int