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欧州ユダヤ人団体、新たな「ナチス戦犯狩り」を開始（エル・ムンド）
５月１７日付のエル・ムンド紙（電子版）からです。
●『ユダヤ人民間団体、ナチス戦犯「狩り」を提唱』
（ベルリン）
「ナチス狩り」の名前を持つSimón Wiesenthalは、この夏にドイツで、第二次世界大戦の最後の戦犯を発見するためにキャンペーンをはる。この組織は１９７７年以来ヘブライ人の人権を守るための活動をしているが、あらゆる分野で、告発を行なう者に１万ユーロ（約１３０万円）の懸賞金を支払うだろう。
キャンペーンは新聞の広告と特別の電話を通して広められるだろうと、雑誌Focus Efraim Zuroffの記事でエルサレムのWiesenthalセンターの所長は述べた。そしてこれが「最後のチャンス作戦」の一部を形作るだろう。この追求を逃れたナチスの逮捕を目指す運動は、２００２年以来ラトビア、リトアニア、エストニアで、２００３年からはルーマニア、ポーランド、オーストリアですでに実行されている。
クロアチア、ハンガリーとウクライナは次の「作戦」の目標であり、他の東ヨーロッパではまだ十分な計画が立っていない。「ヨーロッパではまだ何万人もの戦犯たちが自由の身である」とZuroffは説明する。「我々はユダヤ人を殺した場所にはどこにでも行く。そこではまだ多数の証人に会うことができる。」
Simón Wiesenthalセンターは急いで活動しなければならない。絶滅キャンプの死刑執行人たちは生きていても年老いており死んでいくだろうからである。昨年Efraim Zuroffは、捜査に残された時間は最大で５年だろうと見積もった。このセンターのデータによると、戦争犯罪者とみなされる５００件が捜査されているが、容疑者は全員が８０歳を超えている。
告発の中にはヒトラーの私兵ＳＳの幹部もいる。１ヶ月前にイタリアの裁判所で、第２次世界大戦の間にトスカナの農民５６０名の殺害に加わった罪で、被告人不在の状態で罪が言い渡された。被告人たちはすでにイタリアにはおらず、引渡しが可能かどうかも分からない。
ユダヤ人建築家であるSimón Wiesenthalは１９０８年にウクライナのLvov市近郊で生まれ、オーストリア＝ハンガリー帝国で育った。ナチの１２の収容所を生き延びた。彼とその妻Cylaは戦争中に一族の８９名を失った。１９４７年以来、ウイーンでユダヤ情報センターの職員として、Wiesenthalは旧ナチスを探し出した。
２００４年に英国で、ホロコーストの犯罪者たちの追求について「生涯を人間のためにささげた」ということで、「サー」の爵位を受けた。最近５０年間でSimón Wiesenthalは、ユダヤ人殺害の責任者１０００人以上の戦争犯罪人を見つけ、ナチの責任者nazi Adolf Eichmannの逮捕に重要な役割を演じている。
９５歳のWiesenthalは満足の意を述べる。「私は探しつづけた大量殺人者を見つけてきたし、その誰よりも長生きしている。私は義務を果たした。」このようにオーストリアの雑誌に対して表明した。
http://www.elmundo.es/elmundo/2004/05/16/internacional/1084723020.html
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英国から「サー」の爵位を、ねえ。去年のヨーロッパ人の意識調査で、反ユダヤ意識が高揚していることに、シオニスト＝イスラエルは神経を尖らしているようですが、拡大ＥＵを過去の亡霊で縛りつけようと必死のようです。
この記事に関しては、是非とも、私が空耳版に投稿したばかりの「ベルルスコーニを罵倒する：（３）シオニズム＝イスラエルとのクサ〜イ関係」をご参照ください。
シオニストとナチスとの関係は詳しくありませんが、イタリア・ファシズムとシオニズムとの面白い関係を書いています。少々長い文章ですが、後半の部分に第２次世界大戦前の事実を、シオニスト自身の見解をまじえて、まとめています。
http://www.asyura2.com/0403/bd35/msg/671.html
日時 2004 年 5 月 17 日 18:26:06:
ベルルスコーニを罵倒する：（３）シオニズム＝イスラエルとのクサ〜イ関係
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。