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皆さんこんにちは。
「
http://www.geocities.jp/iraq_peace_maker/index.html
というサイトを運営している者ですが、4月18日に「産経」が「人質にナイフの脅迫映像は演出 政府分析、早期に認識」とおどろおどろしい報道を行ったことをご記憶の方は多いと思います。
http://www.geocities.jp/iraq_peace_maker/index.html#q29
しかし、一連の報道を改めて再検討して気付いたことなんですが、人質ビデオの中に犯人の脅迫による「演出」のシーンが存在していたという事実は、「産経」報道の十日前、既に4月9日の段階で毎日が報道していたんですね。
この記事は一部のニュース系ウェブログが取り上げている程度で、なぜか当時2chでもほとんど話題になっていないようですが。
このニュースにしても、例の「イッテ、イッテ」報道にしても、
http://page.freett.com/iraq/sankei0421.html#naitou-tv
イラク日本人人質事件に関する「産経」の「スクープ」報道って一体何だったんだろうかと改めて考えさせられます。
以下に、その「毎日」の記事を紹介します。
「イラク邦人人質:脅されて『ノー小泉』 未放映の場面も」
(「毎日新聞(MSN毎日インタラクティブ」2004年4月9日)
【バグダッド福島良典】イラクでの日本人3人の誘拐・拘束事件で、犯行グループにかかわりがあるとみられる男が8日、バグダッド市内の外国通信社事務所に、人質の映像を収めたCDを届けていたことが分かった。この映像はカタールの衛星テレビ「アルジャジーラ」が放映したものと同じで、人質が刃物を首に突きつけられるなどの未放映の部分も含まれていた。
届けられたのは同市中心部の「パレスチナ・ホテル」内にあるAP通信の映像配信部門APTNバグダッド支局。
アハメド・サミ支局長によると、8日午後、ホテルのロビーの電話から支局事務所に男の声で「注文のあったCDを届けに来た」と連絡があった。男の声はひどく落ち着かない様子で、「ここに置いておくぞ」「ボディーチェックばかりで、もううんざりだ」などと言って電話を切った。受付係のイラク人がロビーへ行ったところ、電話機の隣に1枚のCDが置かれていた。
サミ支局長は当初、間違いで音楽CDが届けられたと思ったが、アルジャジーラが問題の映像を放映してから約30分後、コンピューターに入れたところ、全く同じ映像が現れたという。
パレスチナ・ホテルは多くの外国メディアが事務所を置き、占領軍に頑強に守られている。CDを届けた男が犯人とは断定できないが、少なくとも接点はあるとみられる。厳戒下のホテル内に入っただけでも大胆な行動と言える。
一方、未放映だった映像の後半部分では、人質の今井紀明さん(18)の頭を武装勢力の1人がつかみ、顔を後ろにのけぞらせ、のどぼとけ付近に刀剣の刃を突きつけていた。映像は音声付きで、犯行グループの声とみられる「アラーフ・アクバル」(アラーは偉大なり)との叫びが飛び交う中、今井さんの脇で高遠菜穂子さん(34)が両手で顔を覆って絶叫。今井さんは刀を突きつけられたまま、恐怖にひきつった表情で「ノー・コイズミ」「ノー・コイズミ」と連呼していた。犯行グループに言わされたとみられる。(毎日新聞 2004年4月9日 21時26分)
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20040410k0000m040079000c.html
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「イラク日本人人質事件・被害者自作自演説疑惑」の「根拠」を検証するページ
http://www.geocities.jp/iraq_peace_maker/index.html