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http://www.asahi.com/international/update/0515/017.html
陸上自衛隊が駐留するイラク南部のサマワからの情報によると、オランダ軍は15日午後、市中心部にあるイスラム教シーア派強硬派指導者ムクタダ・サドル師に従う民兵組織「マフディ軍団」が立てこもっていた同派事務所に突入した。約30人いたとみられる武装勢力はすでに逃げており、同軍は5人のイラク人を拘束したが、いずれも周辺住民で間もなく釈放された。
イラク警察筋によると、14日深夜の銃撃では、マフディ軍団メンバーと見られるイラク人2人が負傷した。オランダ軍は15日早朝、いったん包囲を解いてイラク警察と交代した。しかし、同警察が、武装集団の集合を命じた地元宗教指導者を逮捕しようとしたところ、同軍団が攻撃再開の脅しをかけたため、警察はいったん撤退。その後、オランダ軍が再び出動し、サドル派事務所の周辺のすべて通りを封鎖した。オランダ軍とイラク警察は、市中心部周辺でマフディ軍団メンバーの捜索を続けている。
(05/15 22:37)