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ブッシュもラムズフェルドも、虐待はごく少数の者がやったことで、例外であると言ったが、そんな弁解は今や通用しない。イラク人被害者の証言がメディアに続々出てきているが、その証言で述べられている拷問の内容がことごとく同じである(壁に並ばせて自慰行為を強制、ペニスに電線をつなぐ、人間ピラミッドなど)要するに、上層部が作成したこのような内容の悪魔的なマニュアルがあって、現場の兵士たちはそれに従っていたということだ。
今朝のCNNの「ラリー・キング・ライブ」に、アブグレイブ刑務所でイラク人を拷問したことが明るみに出た6人の兵士の1人、イワン・フレデリック軍曹(37)の妻、マーサ・フレデリックが出演、ラリー・キングの質問に答えた。その中で、マーサが語るには、たとえば、夫は舞台の上の操り人形に過ぎず、みなが見つめる中で全面に立たされていたのだと述べている。
改めて、フランスの「ルモンド」が掲載したドキュメント「一米兵の日記」のURL(英文-- acrobat reader)を再掲する。この日記は、イワン:フレデリックの叔父が「ルモンド」のワシントン支局に持ち込んだものだという。
http://medias.lemonde.fr/medias/pdf_obj/frederick-lemonde.pdf