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「元政府報道官、３．１１で誰かが旧政権をハメた可能性も」その他（エル・ムンド）
３．１１マドリッド列車爆破事件に関して、昨日から今日にかけて面白い動きになってきたようです。一つ目の情報は昨日のものですが、アスナール政権で政府報道官を務めたサプラナが「誰かが国民党政府をはめたような気がする」と語ったこと、二つ目は、阿修羅では既報ですが、アメリカのイスラム教徒の弁護士が３．１１に関連してＦＢＩに逮捕されたこと（これは今朝のＴＶニュースでも大々的に流していました）です。旧政府関係者の微妙な発言の直後ですから、なかなか興味深い話です。
以下、見出しと内容の要約です。
●『サプラナ：「普通ではないことだった」
誰かが政府をハメたのでは、という感触』（マドリッド）
エドゥアルド・サプラナ（旧政権の政府報道官、現国民党スポークスマン）は、まだ確実な証拠は無く「直感」に過ぎないが、旧政府は、３．１１事件に関して「誰かが政府をハメた」という感触を持っていることを明らかにした。この国民党スポークスマンは言う。「私は陰謀があったとは言わないが、しかし普通ではない出来事や状況が作られていた。」そして次のように付け加えた。「情報が政府に届く前に誰かが情報を操作していた」。そして、元警察総司令官が「誰かが背信行為で利益を得たかもしれない」と語ったことに触れて、まだはっきり価値付ける意見は持っていない」と述べた。
http://www.elmundo.es/elmundo/2004/05/06/espana/1083835060.html
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この事件に関しては、私の
http://www.asyura2.com/0403/war50/msg/223.html
日時 2004 年 3 月 30 日 10:47:02: ３．１１再検討（事実関係編 その１）：フォロー（事実関係編 その２）
http://www.asyura2.com/0403/war50/msg/261.html
日時 2004 年 3 月 31 日 09:52:29 ３．１１再検討（分析編）
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をご参照ください。（まだご覧でない方は）
サプラナおよび国民党としては、この「陰謀」を社労党と結びつけてイメージダウンを狙いたい、ということかもしれませんが、あまり「全容解明」されてしまうと、散々にＥＴＡのテロを政治利用してきた自分たちも困るのではないか、と思われますが。
で、アメリカからとんでもない（というか、待ち望んだ、というか）ニュースが流れてきました。このニュースは阿修羅で既報の
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http://www.asyura2.com/0403/war54/msg/839.html
投稿者 フランツ・フェルディナンド 日時 2004 年 5 月 07 日 12:14:11:A8/jthJSN52zM
マドリード列車爆破テロ関連、ＦＢＩが米弁護士を拘束
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と、内容的に全く変わりません。情報ネタは読売新聞と同じニューズウイークですから当然でしょう。ですから見出しとＵｒｌの提示だけにとどめます。
●『爆弾のカバンに指紋が残っていた
米国で、３．１１関連容疑で弁護士を逮捕』
http://www.elmundo.es/elmundo/2004/05/07/espana/1083888807.html
あの「不発弾」のカバンは実に便利な「証拠」で、以前にもお知らせしましたが、タイマーセットの時間の午前と午後を間違えたために爆発しなかった、という、非常にケッサクな原因で「不発弾」になってしまったものです。ここから、タイマーに使われた携帯電話（これから早速２日後に３名が逮捕されている）、爆発物の種類（ここからスペイン人を含む数名が逮捕される）、そして今回は、ナ、何と！米国人の、しかもイスラム教に改宗し「アルカイダ関係の逮捕者」の弁護士の指紋！？が、実に都合よく「発見」されたわけです！ 米国政府にしてみれば、様々な「テロ」の「アルカイダ犯行説」を打ち固め、イスラム教のイメージを貶め、さらに「敵」がいかにアメリカ内部に浸透しているのか、とアピールでき、西側世界での「反テロ戦争続行」のために何重にも都合のよい状態を作ろうとしているのでしょう。
ただ、これで逆にはっきりしたことがあります。３．１１にはＦＢＩが絡んでいた可能性、あるいはＦＢＩでなくてもアメリカの諜報機関が絡んでいた可能性を、自ら暴露した、ということですね。さらに先ほどのサプラナの発言からでも、旧政府周辺に意図的な「裏切り」があり、旧政府外部からの「謀略行為」があったことは、明らかに見て取れます。
あとは、アメリカ内部の動きと共に、スペインの旧政府関係者・国民党関係者の「うかつなおしゃべり」がどう聞こえてくるか、楽しみに見ていましょう。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。