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2004年 5月7日 金曜日 □□□□□ □■ (転送歓迎)
[目次]
・米、ナジャフの州庁舎制圧=シーア派強硬派と激戦
・アラブの激怒とアメリカの手口 Arab Rage and the American Way
ワシントン・ポスト 5月5日 水曜 5:30 PM
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●ナジャフの州庁舎制圧=シーア派強硬派と激戦、41人死亡−米軍
時事通信 [5月7日3時0分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040507-00000994-jij-int
【カイロ6日時事】イラク中部のイスラム教シーア派聖地ナジャフなど
を包囲している米軍部隊は6日、抵抗を続けている同派強硬派指導
者ムクタダ・サドル師の民兵組織と激しい戦闘を展開し、ロイター通信
によれば、ナジャフに隣接したクーファ付近で民兵41人を殺害した。
また、サドル師側が握っていたナジャフ州庁舎を制圧した。
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☆★アラブの激怒とアメリカの手口
by ジェファーソン・モーリー (ワシントンポスト記者)
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Arab Rage and the American Way
ワシントン・ポスト 5月5日 水曜 5:30 PM
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A4838-2004May5.html
イラクの刑務所での虐待は「私が知るアメリカを象徴するものではな
い」−−火曜日にブッシュ大統領がアラブのテレビ視聴者にこう語っ
たとき、彼はまさしく、「他人への虐待と辱めはアメリカの手口だ」とす
る、逆の見解を持つ中東および世界じゅうの現在の考え方に逆らうこ
とになった。
ブッシュが「イラク国民は私がこのような行為を大嫌いであることを
理解しなければならない」と言うのを聞いて、中東地域の実況放送は
アメリカの悔恨の表現は無意味なもので、アラブの反応は激しくなる
だろうと語っていた。
ロンドンで発行されているアラブ紙『アルハヤト』では、アブドルワハ
ブ・バドラハン(コラムニスト)が、「アメリカ大統領はイラクが中東のモ
デルとなると何度も言ったではないか?」と問いかけた。
「これがアメリカとイスラエル流決まり文句のモデルだ」とバドラハン
は書いた。「正当な手続きも調査もなく何千人もが拘束され、怒った兵
士の復讐があり、軍の諜報機関は収容者への虐待や占領軍と民間
人との戦闘を許している」。
テヘランにおける改革派の新聞『イラン・デイリー』の1面コラムで
は、モハンマド・ロガニハ(コラムニスト)が、次のように書いた。「ブレ
マーのイラクで明かになった事態は、アメリカが後押しした軍事独裁
政権がラテン・アメリカを支配したときの暗黒の日々と似ている」。
「この中東地域は、こんなモデルを採用して民主主義を謳歌するの
か?」と問いかけた。「われわれの側にいる世界の人々は、アメリカが
自由と民主主義の理論と命題をどれほど信用していないかを察して
監視している」。
『テヘラン・タイムズ』は、「イラクの刑務所における嫌悪感の湧く虐
待場面は、アメリカ流儀の「民主主義」がグアンタナモからアブ・グレイ
ブへ、アフガニスタン、パレスチナへと広がってきたことを示している」
と断言した。「これはまさしく、ブッシュがイラク占領を開始した1年前
に約束したことだ」。
アメリカの動機に対する不信感は中東において深まっている。
アブ・グレイブ刑務所で虐待に責任ある者は罰せられる、とブッシュ
が裁定したことは、アラブ世界にくまなく響き渡り、多くの者が暴かれ
た虐待はアメリカの約束違反を物語る別の側面にすぎないと考えた。
『テヘラン・タイムス』の社説は書いた−−「イラク国民は、アメリカが
収容者への同情を呼び起こそうとしていると考えている。彼らの多くが
旧バース党政権の維持者であり、それならイラク人は彼らが解放され
たあと報復しようとは感じないだろう、と」。
「アメリカの大統領選挙が近いので、ブッシュは再選キャンペーンを
進めるなかで自らを人権のチャンピオンに描こうとして、占領軍による
イラク人への冷酷な虐待に沸騰している国際社会をなだめようとして
いるのだ」。
アラブのケーブル・ニュースのウェブサイトであるアルジャジーラ・ネ
ットは、イラクの週刊誌『アル・バセール(展望)』編集長ムサナ・ハリ
ス・ダリが米政府はファルージャ撤退から注意をそらすために写真を
公表したと考えていることを伝えた。
「写真を見て、何か新しいことがあるあるのか? ・・・何もない」とい
うダリの言葉が引用されている。「そのような野蛮な行為が続いていた
ことは、われわれには判っていたし、それに対してアメリカ占領当局に
抗議もしてきた。だが、もちろん米国国民は知らなかったし、ファルー
ジャの敗北から米国民の注意をそらすために写真を公開したのだ」。
カイロの国営日刊紙『エジプシャン・ガゼット』社説は、アメリカが虐
待された者への金銭的な賠償申し出をしたのは「病的である」と主張
した。
「ワシントンにいる権力者たちは、アラブの誇りと尊厳はひじょうに尊
いものであり、血の復讐でしか和解できないだろうという事実に気づい
ていない。したがって、過ちを思い知らされる時は厳しいものとなるだ
ろうし、・・・アメリカはさらに激しい報復があると気を引き締めなけれ
ばならない。辱められた家族と親類は、犯罪者とその協力者に復讐す
るまで休むことはないだろう」。
「十字軍が戻ってきた。サラディンはいずこ?」−−チェチェン出身
のハリド・ハンマンは、欧州キリスト教の侵略者を打ち負かした12世
紀イラクのクルド人兵士に言及して、アンサールのサイトにこう問いか
けた。
『ニュース24』は、これらのサイトが「イスラム教徒の名誉を清めよ」
という激しい批評」とともに、アブ・グレイブからの写真を掲載している
ことを報道した。
『城』という意味のアラビア語サイトでは、クウェート人であるイスラム
の部族長ハミド・ビン・アブダッラー・アリが、「新保守主義者(ネオコ
ン)および特にブッシュ一味は、イスラム教徒を辱めて悦に入ってい
る」と書いた。
アッサハと名乗るあるインターネット利用者は、イラクで戦っている
「レジスタンス」の一人として、「われわれの怒りと復讐心は、イラク人
の生殖器を見た者の目を刺し貫くまで、またアメリカ、イギリス、イスラ
エルをチグリス・ユーフラテス川の土手で去勢するまで、おさまること
はないだろう」と述べた。
「これが自由の相貌である。これが正しさの相貌である」と、『イスラ
ム・オンライン』で働くカナダ系イラク人ジャーナリストは書いた。
「今度だれかが、なぜ彼らは私たちを憎むのか? などとバカげた
質問をしてきたら、そのような者には問題の写真を見てみろと言いた
まえ。今度だれかが、どうしてイラク人はアメリカ人や南ア人傭兵を切
り刻むのかと訪ねてきたら、問題の写真を見てみろと言いたまえ。今
度だれかが、なぜイラク人は武器をとるのかと尋ねてきたら、黙ってろ
れと言い返したまえ」。
アメリカ合衆国に対するアラブ人の見方とアメリカ人の見方には、そ
れほど明確な違いはなかった。
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