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バルチモア・サン紙が1997年にCIAの拷問マニュアルの存在と、それを中央アメリカで適用していたことを報道した。1994年にサン紙が情報開示を要求、それから3年後の1997年に開示されたのである。
そこには目隠しにして裸にすることも含まれていた。以下に2種類の拷問マニュアルをリンクしておく。
Torture was taught by CIA; Declassified manual details the methods used in Honduras; Agency denials refuted
http://www.hartford-hwp.com/archives/40/055.html
By Gary Cohn, Ginger Thompson, and mark Matthews, The Baltimore Sun
Monday 27 January 1997, Final Edition
Torture methods taught in the 1983 manual include stripping suspects naked and keeping them blindfolded. Interrogation rooms should be windowless, dark and soundproof, with no toilet.
ところで、今回、アブグレイブの一件で着目すべき点は、上のマニュアルで大きな目的となっている自白を主眼としたものではないということである。そう考えるとラムズフェルドのこれは拷問ではないとする発言も意義深く思えてくる。
ジュネーブ条約に抵触することを巧妙に逃れているという側面もあるのだろうが、それだけではないような気がする。だったら、どうしてわざわざそのようなことを情報局が現場にわざわざ行わせる必要があったのだろう。
今回行われていたのは、次のようなもの。裸にするというのは犬をけしかけるのと同様ムスリムには屈辱的なわけだが、それに肉艇的な暴力も含めた様々なバリエーションの屈辱が与えられている。
一、軍警察の要員による拘留者虐待には、以下の行為が含まれていた。一、男性と女性の裸をビデオと写真で撮影する。
一、卑猥(ひわい)な姿勢を取らせ、写真撮影する。
一、裸にし、数日間放置する。
一、殴打し、ける。素足に飛び乗る。
一、裸の男性に女性の下着着用を強制する。
一、軍用犬をけしかける。拘留者が重傷を負った例も。
一、男性のグループに自慰行為を強制し、写真撮影する。
一、男性の指やつま先、性器に電線を取り付け、電気ショックの脅しをかける。
一、裸の男性の足に、15歳の別の拘留者を強姦(ごうかん)したとの告白の落書きをする。
一、犬の首輪を着けた男性の前で女性米兵が写真撮影する。
一、男性憲兵が女性拘留者と性行為をする。
一、電球を壊し、電球内の有毒物リンを拘留者に振り掛ける。
一、拳銃で威嚇する。
一、いすやほうきで殴打する。
一、裸の拘留者に冷水を浴びせる。
一、(医師ではない)憲兵が壁に打ち付けられ負傷した拘留者の傷口を縫合する。
一、肛(こう)門に蛍光スティックやほうきを挿入する。
http://www.asyura2.com/0403/war54/msg/651.html
「囚人」らは、検問所や一般住宅から無差別に選ばれた人間である。軍の内部報告書では約60%を占め、事件やテロ活動とは全く無縁だったという。
このことは何を意味するか。
実はナチ・サイエンスをアメリカが移設するプロジェクト・ペイパークリップやマインドコントロールのMKウルトラなどのムスリム・バージョン完成のための実験、データ収集を行っていたのではないか。
端からアメリカ流の民主主義などそぐわないイスラム世界に大中東構想なる空論を敷衍するためには、不可欠かつ重要なデータに違いない。
この非道な行為は自白を目的にしたものではないという点では「拷問」ではないと定義することも可能だが、もしイラク人を人間モルモットとして、心身にダメージを与え、データ収集を行い、しかもその目的がさらに大きな中東戦略にあるとしたら、狭義の「拷問」などよりはるかに陰湿で、そら恐ろしいとは言えないだろうか。
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