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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040505-00000103-kyodo-int
【ワシントン5日共同】5日付の米紙ワシントン・ポストは、米国防総省がイラクの治安状況悪化に伴い、駐留米軍の現在の約14万人態勢を2005年末まで維持することを計画していると報じた。同省当局者の話として伝えた。
今年初めの段階では来年夏には6万人前後にまで削減する計画だったが、大幅な見直しを余儀なくされた。犠牲者増加だけでなく、膨れ上がる一方の駐留経費や厳しい部隊運用など難題を抱え込むことになり、秋の大統領選を控え、ブッシュ政権にとっては大きな誤算となった。
同紙によると、米軍は反米武装勢力の攻撃が激化しているため戦車や装甲戦闘車両を増強する方針だ。
ラムズフェルド国防長官は4日の記者会見で、アビザイド中央軍司令官の要請を受け、現在の13万8000人規模を一部部隊が帰還する7月以降も維持する方針を明らかにしていた。(共同通信)
[5月5日16時51分更新]