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ハリバートンの関連会社のトラック運転手トーマス・ハミル氏がどういうわけか、生きていて、米軍に保護された。
アブグレイブの収容施設での虐待のニュースが世界を駆け巡っている時期にである。
もともと、高級の専門武装警備員を雇ってガードされたハリバートンの子会社の車列が襲撃されて人質をとられるなんてこと自体が、「茶番」以外のなにものでもない。
襲撃事件が起きたのは、4月9日。
例の日本人拉致事件が起こった翌日のことだ。
ハリバートンは、もともとイラク戦争をけしかけた連中に多額の政治献金を行い、イラク「復興事業」をめぐって、汚職や政府に対する過剰請求などが発覚した、いわば、イラク戦争の「加害」企業である。
その「加害」企業が、「被害」企業を装うために米軍特殊部隊・CIAが現地傭兵を使って起こしたのが、この「襲撃事件」であるとの疑念が拭いきれないのだ。
日本人の人質が解放され、5人すべてが帰国の途につくころ、今度は、ハリバートンが「被害」を発表する。
◆ハリバートンの外国人3遺体、ハリバートン子会社の社員 イラク襲撃
米エネルギー大手ハリバートンは20日、バグダッド郊外で9日に米軍車列が武装勢力に襲撃され請負業者の民間人7人と米兵2人が行方不明になった事件で、現場付近から遺体で見つかった4人のうち、3人が復興を請け負う同社子会社の社員だったと発表した。
武装勢力に拉致された際の様子を豪テレビ局が撮影していた運転手トマス・ハミル氏は含まれていなかった。
同社によると、20日までにイラク復興にかかわる同社及び子会社の社員計33人が死亡したという。
(04/21 01:37) アサヒコム
http://www.asahi.com/international/update/0421/002.html
しかし、このように、いともたやすく重武装の米軍がゲリラに襲撃されていたのでは、米軍の「面目」丸潰れである。
どこかで、イメージアップをはかる必要があったが、米軍やハリバートンの「加害」を隠蔽するためには、自らを「被害」者であるように見せる必要があった。
そこで、今回、CIAは決断したのである。
ハミル氏を傭兵ゲリラに「解放」させ、米軍が保護。そして、これを「虐待」報道に対抗するニュースとして流す。
傭兵たちの「アジト」をテレビ映像として流し、反米武装勢力がいかに不衛生な暮らしをしている、ろくでもない人殺しであるかをアピールする。
と、こういう「もくろみ」なのだ。
しかし、これでも、「虐待」報道は続く。