現在地 HOME > 掲示板 > 戦争54 > 560.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: ABC(とNYTがカーピンスキー准将インタビュー報道) 虐待の背後に情報機関 [NHK] 【統合参謀本部議長は否定】 投稿者 ひろ 日時 2004 年 5 月 03 日 19:30:59)
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20040503it12.htm
【ワシントン=寺田正臣】イラク駐留米軍兵士による拘束イラク人の虐待問題で、虐待があったとされるバグダッド郊外のアブグレイブ刑務所の責任者だった元米軍准将が、2日付けの米有力紙に対して、軍情報機関の関与を新たに示唆した。
米軍は一連の指摘に対して内部調査を急いでいるが、虐待が組織的に行われたとの疑惑は払しょくできず、国際的波紋は拡大する様相だ。
マイヤーズ米統合参謀本部議長は2日、ABC、CBS、FOXの各テレビに相次いで出演し釈明に務めた。
マイヤーズ議長は、虐待が組織的だったのではないかとの疑惑に対してABCテレビで「組織的に行われたということはない。これはテロリストが収容されているキューバのグアンタナモ米軍基地内の刑務所でも同じことだ」と疑惑を明確に否定した。
だがマイヤーズ議長は、CBSテレビでは「組織的なものではなかったという確信はあるのか」との質問に「確信は持てない」と口ごもり、疑惑払しょくは出来なかった。
同議長はまた、米軍兵士に対して虐待をそそのかす圧力が情報機関からあったかどうかを調査中であることを明らかにした。調査はイラク、アフガニスタン両国の刑務所などの収容所が対象になるという。
一方、アブグレイブ刑務所の管理責任者だったジャニス・カルピンスキー准将はワシントン・ポスト、ニューヨーク・タイムズ両紙(2日付け)とのインタビューで、虐待があったとされる同刑務所の特別棟は、准将が指揮する予備役隊ではなく軍情報機関が直接管理していたことを明らかにした。
ワシントン・ポスト紙が伝えた同准将の証言によると、昨年、虐待が行われる1か月前にグアンタナモ米軍基地の捕虜収容施設から軍情報機関の将校の一団が同刑務所を訪れた。同准将はすでに懲戒処分となっている。
訪問の目的は「被拘束者から情報を得るために尋問者に対して新しいテクニックを教えること」であり、雰囲気として尋問を成功させるための大きな圧力がかかっていたという。またニューヨーク・タイムズ紙での証言によると、尋問には米中央情報局(CIA)職員もひんぱんに加わっていたという。
(2004/5/3/21:22 読売新聞 無断転載禁止)