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核搭載の有無を国に照会 四日市港組合がマニュアル [共同]
http://www.asyura2.com/0403/war54/msg/555.html
投稿者 なるほど 日時 2004 年 5 月 03 日 21:32:09:dfhdU2/i2Qkk2
 

四日市港は、昨年の秋に米海兵隊が滋賀県饗庭野での日米共同演習で利用して、
地元に衝撃を与えました。
http://groups.yahoo.co.jp/group/nomorewar/message/10509
を参照。四日市市のマニュアルはこの事件がきっかけでしょう。

 同市は以下のとおり非核宣言を上げています。

非核平和

世界で唯一の核被爆国である我が国にとって、核兵器の廃絶は、国民共通の願望
である。しかしながら、核戦争の危機は依然として存在し、人類の生存に重大な
脅威を与えている。 憲法において、永久に戦争を放棄した私たちは、人類が再
び同じ過ちを繰り返さないようできる限りの努力をしなければならない。かけが
えのない地球の平和と我が国の美しい自然を守るため、私たち四日市市民は、非
核三原則を堅持し、すべての核兵器がこの地球上から廃絶される日が来ることを
切望して、ここに非核平和都市となることを宣言する。

宣言 昭和60年3月25日


 四日市港湾管理組合は独立したホームページを持っています。
http://www.yokkaichi-port.or.jp/
 ただ、このページにはそのマニュアルは置かれていません。入手された方はお
知らせください。同市には情報公開条例があります。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
共同2004年5月3日

核搭載の有無を国に照会 四日市港組合がマニュアル

 三重県の四日市港を管理する四日市港管理組合(管理者・井上哲夫四日市市長)
が、米軍の艦船が入港する際に、核兵器を搭載しているかどうかを国に照会する
などの対応マニュアルを作り、4月から運用を始めたことが3日分かった。

 入港する外国艦船の核兵器搭載をめぐっては、神戸市が1975年から核兵器
不搭載の証明書を求めているが、対応のマニュアル化は珍しい。

 同管理組合が作成したマニュアルは、日米地位協定に基づく米軍艦船などの入
港などを想定。核兵器搭載の可能性がある艦船が4日市港に入港する場合、搭載
の有無を外務省に文書で照会する。また、艦船の入港情報は組合ホームページな
どを通じ、入港前に公開するなどとしている。



−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2003/12/09

 午後3時14分再開
○議長 (日置記平議員)  休憩前に引き続き会議を開きます。
 藤岡アンリ議員。
   〔藤岡アンリ議員登壇〕

○藤岡アンリ議員 本日の最後の質問になりましたが、 よろしくお願いいたしま
す。 3点にわたって通告のとおりに質問させていただきます。

 まず、 第1点でありますが、 非核平和都市宣言の四日市市長に問うということ
で、 2点質問いたします。

 まず1点は、 米軍の四日市港軍事利用についてであります。

 11月11日の未明から12日にかけまして、 米第三海兵師団第四海兵連隊850人、
軍用自動車40台、 救急車1台、 コンテナ51個が滋賀県から陸上輸送で四日市港第
3埠頭に運び込まれ、 米軍が準備した軍事輸送船で釜山に向けて12日午後3時ご
ろ出港いたしました。 この事実を知ったのは11日の未明、 私どもの事務所に 「軍
用自動車が四日市港にどんどん運び込まれている。 心配だ」 という通報があった
からであります。 通報がなければ、 市民にも知らされず、 私たちも知らずに済ん
だ、 こんなふうに思います。

 早速、 四日市港管理組合に情報の提供を申し入れまして、 12日の午前8時に米
軍海兵隊850人が民間バスで港へ着くことを知り、 四日市港へ出かけました。 四
日市港第3埠頭14号岸壁は、 着岸をする輸送船に近づけないようにバリケードが
張られ、 三重県警の警察官が警備に当たっていました。 四日市港管理組合の管理
者でもある井上市長は、 私ども日本共産党の抗議と申し入れに対して、 「一般の
港利用として許可をした」 と言われました。 一般の港利用なら、 なぜバリケード、
警官が警備なのでしょうか。

 この米軍は、 滋賀県饗庭野でゲリラ戦訓練を終えて釜山へ移動するということ
であります。 滋賀県から四日市港を通ってぐるっと回ってなぜ釜山に行くのかと
いうことも疑問であります。 当然、 化学兵器など使用していると思われますが、
運び込まれたコンテナの中身の確認もされていません。 その理由は、 安保条約の
地位協定で、 税関でのコンテナの中身の検査ができないことになっているからで
あります。 もちろん、 税関の費用とか消費税なども取られていない、 こういうこ
とです。 米軍が四日市港を使用したのは初めてであります。 問題もいろいろある
中で、 「港湾施設管理運営上支障がない」 という判断が正しかったのかというこ
とが問題であります。 四日市市の責任者としての判断をお聞かせください。 そし
て、 今後、 市民に不安を与えるような事態を二度と引き起こさないことを約束し
ていただくように要求をいたします。

.......................

○議長 (日置記平議員)  市長公室長。
   〔市長公室長 (西川周久君) 登壇〕

○市長公室長 (西川周久君)  私からは、 藤岡議員のご質問のうち米軍の四日市
港軍事利用についてのご質問にお答えをさせていただきます。

 軍事利用としてのお尋ねでございますが、 本件は民間の船舶代理店からの申請
で、 民間船舶による物資・人員の輸送でございまして、 一般の港湾施設の使用と
されており、 これに関します情報の発信につきましても、 通常の対応を行ったと、
このように聞いております。 また、 コンテナ等の中身につきましても、 事前の打
ち合わせで危険物がないことを確認をするとともに、 申請書におきましても、 危
険なものはないという記述があったとのことで、 それ以上の中身の確認につきま
しては、 港湾管理者の権限の及ぶ範囲ではないということで報告を受けておりま
す。

 また、 警備につきましては、 荷役の危険を回避し円滑な荷役を行うため実施さ
れたものでございまして、 関係者の判断で行われたものということについても聞
いておるところでございます。

 本来、 港湾管理者は、 港湾施設の利用その他管理運営に関しまして、 何人に対
しましても不平等な取り扱いをしてはならないと、 このように決められておりま
して、 容易に施設の使用を拒否することができないことになっているとのことで
ございます。 今回、 四日市港管理組合は、 関係法等に従いまして、 行うべき業務
の範囲で港湾施設の使用の申請に対しまして、 適切に処理をされたものであると、
このように思っておるところでございます。

 以上でございます。

......................................................
○議長 (日置記平議員)  藤岡アンリ議員。

○藤岡アンリ議員 それぞれお答えをいただきましたが、 再質問をさせていただ
きます。

 まず1番目の四日市港利用と自衛隊回覧の問題ですが、 四日市港利用の問題に
ついて、 なぜ市民に知らせなかったのか、 この回答がございませんでした。 それ
から、 危険なものがないことを文書で確認した。 特にこんな軍事利用をするんで
すから、 しかも、 ゲリラ戦の訓練の後なんですね。 危険なものがないはずがない
んですよ。 それを確認できないのに通過をさせたということは、 私は非常に市民
にとっても不安を感じさせる問題だと、 こんなふうに思います。 これは、 市長と
交渉したときも、 私ども強く申し上げましたけれども、 今後どうするのかという
お答えもない、 これもぜひお答えください。

......................................................

○市長 (井上哲夫君)  まず、 港湾法、 四日市港管理組合港湾施設条例、 それか
ら同施行規則に基づいて申請がありましたのが平成15年11月6日であります。 そ
して、 港湾施設管理運営上、 支障がないというふうなことで、 使用許可は11月10
日付で申請者に行ったということであります。

 それから、 広報云々ということでございますが、 一般使用という取り扱いでご
ざいますので、 通常の毎日毎日、 入港船舶あるいは出港船舶の広報をやっており
まして、 その中でやったということで、 特別の広報はしておりません。

 それから、 このようなことを今後もということでございますが、 何も無条件に
私どもは受け入れをする、 あるいはこういうことを容認するということではござ
いませんので、 誤解のないようお願いをいたします。
..............................

○議長 (日置記平議員)  藤岡アンリ議員。

○藤岡アンリ議員 1番の米軍寄港の問題なんですが、 民間がということを市長
公室長はおっしゃったんですが、 実際には民間であっても実際に動くのは米軍な
んですよ。 そこら辺をきちんと判断をしていただかなければいけないということ
です。

 もう一つは、 危険物がないことを確認ということだったんですが、 安全だとし
たんだったら、 なぜバリケードを張らせて警官をそこに配置をしたのか。 危険だ
からそういうふうになっているわけでしょう。 そこら辺おかしい話なんですよね。
市長も今後の問題については安易に許可したんではないとおっしゃっていますけ
れども、 ぜひとも気をつけていただいて、 特に市民に知らせないでやってしまう
ということは大問題だと思うんですよ。 こんなことがあってはならない。 私らも
電話がなかったら知らないで済んでしまったんですね。 事故がなくてよかったん
ですけれども、 あってはいけないことだということを申し上げておきます。

http://groups.yahoo.co.jp/group/nomorewar/message/13130



★関連

国民保護法案ウォッチャーズ
★マンガつき 有事法制意見チラシ(執筆者:神谷貴行さん)
http://www1.odn.ne.jp/kamiya-ta/hogo/yuji.pdf

★ マンガで読む国民保護法案チラシ
http://www.ribbon-project.jp/yuji/hogo1.pdf
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http://www.ribbon-project.jp/yuji/shiryo.htm
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