現在地 HOME > 掲示板 > 戦争54 > 543.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: Anti-War.comがアブグレイブ刑務所での捕虜虐待写真を、全面公開 投稿者 転載バガボン 日時 2004 年 5 月 03 日 08:57:57)
笹山登生の掲示板 http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi#6506 より転載
http://www.cbsnews.com/stories/2004/04/27/60II/main614063.shtml
で、Brig. Gen. Mark Kimmitt氏は、アブグレイブ刑務所でのイラク人捕虜虐待について、次のように語っている。
「正直にいって、これら少数の人々によるこのような行為に、私は、失望している。
毎日、私は、私達の軍人を愛しているが、正直いって、時として、自分達の軍人達を誇りに思えないこともある。
イラク解放後の二-三日後、私は、アブグレイブ刑務所を訪れた。
そこで見た光景は、私がこれまで、目にしない恐ろしいものであった。
サダムフセインを排除する理由があるとすれば、それは、アブグレイブ刑務所が原因であるとさえ言える。
犬に食べられている死体や、壁から突き出している電気仕掛けの拷問器具などがあり、それは、恐ろしい場所であった。
われわれは、このようなことをやめさせるためにイラクに入ったのだが、実際は、われわれの統治の下にも、このようなことは起こっているのだ。
今回のこのようなアブグレイブ刑務所でのイラク捕虜虐待の写真を見て、私が、まずいいたいのは、びっくりしたことに他ならない。
これら拷問しているのは、われわれの軍人仲間なのである。
そして、これらの人々は、われわれと一緒に毎日仕事をしている仲間であり、われわれアメリカ人を代表する人々なのである。
彼らは、われわれと同じ制服を着、そして、われわれの威信を傷つけたのである。
そのうえ、われわれの軍人も、捕虜にされうるのである。
そして、敵から、これと同様の扱いをうけうるのである。
もしわれわれが、人々を、尊厳と尊敬を重んじるといったようなことを、矜持できないのなら、他の国に対して、われわれの軍人に対して尊厳と尊敬を求めることは出来ないであろう。
私は、イラクの人々に対して、なんと言えるのだろうか。
拷問は悪いことであり、非難されるべきものである。
しかし、これは、イラクに来ている十五万人のアメリカ軍人を代表するものではない。
アメリカの人々に対しても、同様のことを言いたい。
二-三人のアメリカ軍人の行動で、アメリカ軍隊を判断しないでほしい、と。
刑務所の人手不足で、われわれがいかに疲れていようと、個人が犯罪者的行動をすることを許すものではない。
いかに、われわれが倒れそうになるくらい働いても、そのことでもって、このような虐待行為をすることを許すものではないし、法を犯す権限は、われわれには、ないのである。
人手不足は、その一因ではあるかもしれないが、結局のところは、これは、おそらく、旧態依然とした軍隊的価値志向にもとづいてのリーダーシップや監視の横行、そして、何が正しいのかへの理解不足、何が正しいのかを勇気を持って言うことの欠如が原因なのだろう。
このような状況のもとで、写真を撮ることは、だれしも、非難されるべきことである。
このような過激で、とんでもないことを引き起こした事実環境を、私は知らない。
もし、これが、軍人に対する嫌疑の一つであるとするなら、刑務所におけるアメリカの軍人や刑務員のとった予測不能の、絶対に許しがたい行為である。」