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(回答先: Re: イラク人被拘束者虐待はアメリカの自作自演劇 投稿者 アメリカ軍は早期に撤退すべき 日時 2004 年 5 月 02 日 08:30:11)
「やらせ」説に同感。暴行者が堂々とカメラに顔を向けているのはなぜか。CNNニュースは、写真を撮影したのは憲兵だと報じたが、憲兵だとすれば、写真など撮る前にこんな行為は止めさせただろうし、撮ったとしても、絶対に外部に流出するはずがない。当局が意図的にマスメディアに流したのだ。
では意図は何か。反発を煽り、中東侵略をさらに拡大させるという説も考えられなくもないが、うがち過ぎの感じがする。こんな不名誉なやり方よりも、ほかにより効果的な挑発方法を採用するのではなかろうか。
むしろ逆に、イラクから米軍を撤退させる前兆と見る。卑しくも、下級兵士のせいにして、士気低下、ノイローゼの蔓延を理由に(この事件について、アメリカのテレビは、現地米兵のストレスについてしきりに精神分析医に語らせている)イラクからの撤退を図っていると見る。
フランスのウェブ紙『レゾーヴォルテール』は最近、米保守派の中心部が、共和党大統領にこのままやらせても何も生まないのではないかと自問し始め、同じ政策を遂行するためにはトップを変える時が来たと考えている兆候について書いている。マックス・ブーツ(Max Boot)という人が突然ジョン・ケリーに会って軍事力の効果を増大させる政策を保証するよう圧力をかけたりしているという。
イギリス軍の残虐行為が同時に流れたのは偶然だろうか。これも後ろ向きの「米英協調」ではなかろうか。