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北海道新聞が今井紀明さんに単独インタビュー「爆撃音聞こえ空爆の恐怖」
http://www.asyura2.com/0403/war54/msg/412.html
投稿者 iraq_peace_maker 日時 2004 年 5 月 02 日 05:39:00:ukK/IM7rOz.KM
 

『今井紀明さんインタビュー 「爆撃音聞こえ空爆の恐怖」』  2004/05/01 16:00

 イラクで人質になり解放された札幌市の市民団体代表、今井紀明さん(18)は一日、東京都内で北海道新聞の単独インタビューに応じた。今井さんは犯行グループについて、「農民たちで、僕たちは彼らの家々を転々とさせられたのだと思う」と述べ、千歳市のボランティア高遠菜穂子さん(34)が「武器を持たずに平和をつくれないのか」と英語を話せるメンバーに激しく詰め寄ると、彼らは沈んだ表情を見せ、黙り込んでしまう場面もあったと語った。

 高遠さんが詰め寄ったのは拘束から一週間余り経過した後で、十五日の解放間際には、メンバーの一人が「私たちも迷いながら戦っている。アドバイスをくれ」と話したという。

 今井さんは、犯行グループは、米軍の攻撃に対する反発を背景に、住民の間に広いネットワークを持っていると感じたといい、「イラクの人たちは毎日、殺されたり拘束され、(拘束期間中の)僕らの家族と同じ思いをしている」と述べた。

 拘束場所では米軍の戦闘ヘリコプターの音や激しい爆撃音が聞こえた。今井さんは「ここも空爆されるのではないか。米軍が救出してくれる際に誤射されるかもしれない」と恐怖心を抱くとともに「この間にもイラク人が死んでいる」と感じたという。

 一日二回、イラクでは高価な鳥肉料理が出され、待遇は悪くなかった。ただ、ビデオ撮影時に脅された際の恐怖心はなかなかぬぐえず、今もナイフを突きつけられた自分の写真を見ることができないという。

 解放後、日本で「自己責任」との批判が強まっていることを知らされ、自信を喪失して、ものを食べられない状態が続き、「拘束中と同じくらいつらかった」と打ち明けた。札幌に戻り、大好きな尾崎豊の曲「シェリー」を何度も聴き、次第に気力が回復してきたという。

 今井さんは今後の活動について「僕は戦争の真っただ中にいたのだと思う。この体験を特に同じ世代の若い人たちに伝えていきたい」と語った。

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20040501&j=0071&k=200405011515
http://www.hokkaido-np.co.jp/

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「イラク日本人人質事件・被害者自作自演説疑惑」の「根拠」を検証するページ
        http://www.geocities.jp/iraq_peace_maker/index.html

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