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(回答先: 南西部から米軍撤退か ファルージャ情勢混沌(共同通信) ― 旧共和国防衛隊将軍市内に入る。 投稿者 シジミ 日時 2004 年 4 月 30 日 21:39:13)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040430-00000013-yom-int
【カイロ=柳沢亨之】英BBC放送などが目撃証言として報じたところによると、武装勢力との戦闘を続けてきたイラク中部ファルージャ南部の米海兵隊部隊は30日午前(日本時間同日午後)、市郊外への撤退を始めた。
市内には、かわって米軍の代わりに治安を担うイラク人部隊「ファルージャ防衛軍(FPA)」の司令官が入り、約1000人の市民に歓呼で迎えられたという。
AP通信によると、市南部の海兵隊3大隊のうち1大隊が同日午前までに、ほぼ撤退を完了した。2大隊が撤退を始めたとの情報もある。米軍による29日夜の空爆以降、目立った戦闘は起きていない模様。米軍は今後結成されるFPA(約1000人規模)への権限移譲後、武装勢力の拠点である市北部からも数日中に撤退するとみられる。
だが、米軍当局はまだ撤退開始を公に確認していない上、ウォルフォウィッツ米国防副長官は「(停戦の)最終合意に達していない」としており、撤退の具体的状況には依然不明な部分が多い。
ロイター通信によると、同日午前にファルージャ入りしたFPA司令官は、ジャシム・ムハンマド・サレハ氏。イラク消息筋などによると、同氏は旧フセイン政権下の少将。ファルージャ周辺の有力部族ドレイミ族の支族「ムハンディ族」に属し、本人もファルージャ出身であることから、武装勢力への影響力行使を米軍側が期待していることがうかがえる。
ファルージャの停戦を巡っては、米軍が「重火器」と「米民間人殺害犯」の引き渡しを武装勢力に要求していたが、ファルージャの主要宗派、イスラム教スンニ派の法学者組織「イラク・イスラム聖職者協会」筋によると、重火器引き渡しについては、FPAが担当することがすでに決まった。殺害犯引き渡しについては不明。米海兵隊は今後、市郊外にとどまり、FPAの活動や停戦の推移を監視する。(読売新聞)
[4月30日21時33分更新]