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(回答先: ファルージャ情勢「撤退合意なし」 米国防副長官が証言(朝日新聞) 投稿者 シジミ 日時 2004 年 4 月 30 日 12:51:41)
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20040430it04.htm
【ワシントン=寺田正臣】イラク中部ファルージャから米軍が撤退することで米軍と地元代表の間で成立した合意について、複数の米政府高官は29日、最終的なものではないとの見方を示した。
米軍による空爆も続いており、撤退が本当に行われて停戦が実現するかどうか、不透明な状況だ。
ウォルフォウィッツ米国防副長官は、下院歳出委小委員会で、撤退合意が成立したとの報道について「おそらくそうではないだろう。現地の状況は混乱している」と語り、合意には至っていないとの認識を示した。副長官は「米軍、連合国暫定当局(CPA)、イラク統治評議会と、ファルージャのイラク人代表との協議が続いている」とも語った。国防総省報道官も「米国人殺害犯人引き渡しが残っている」と述べ、米軍撤退の条件が満たされていないことを強調した。
米軍撤退と入れ替わりにイラク人兵士らで構成するファルージャ防衛軍(FPA)が治安維持を担うという合意は、現地の米海兵隊司令官が29日、明らかにした。しかし英BBC放送はバグダッド発で「この合意については、国防総省どころかCPAも何も知らないようだ」と伝えた。米空軍報道官によると、合意成立発表の直後、米軍機は計6発の精密誘導弾を投下、武装勢力の立てこもる建物2棟を破壊した。
パウエル米国務長官はNBCテレビとのインタビューで、「交渉をさらに進めるために24時間以内に部族の指導者がファルージャ入りする予定だ」と語り、緊張緩和への期待感を示した。
(2004/4/30/11:57 読売新聞 無断転載禁止)