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電波系情報:日本人3名の人質事件を推理:その6
http://www.asyura2.com/0403/war54/msg/233.html
投稿者 パーマン21号 日時 2004 年 4 月 30 日 12:47:25:jsgGMkPOVyxzQ
 

(回答先: 電波系情報:日本人3名の人質事件を推理:その5 投稿者 パーマン21号 日時 2004 年 4 月 30 日 12:45:38)

http://news10.2ch.net/test/read.cgi/news2/1081719391/l50
から気になった記事を転載
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227 :朝まで名無しさん :04/04/30 11:20 ID:6LSyz5iR
(2)( `∀´)「日本人・人質事件」から始まる特異性を暴くんだい!

アリババ街道ではこれまでも検問に見せかけた窃盗団は存在していた。しかし、武器を持
たない外国人を手当たりしだいに「スパイ容疑」をかけて拉致監禁し、政治的メッセージ
を掲げて人質としたのは今回の「日本人3名」の人質事件が初めてであり、以後に多発し
た人質事件はこの「特異性」をカモフラージュするかのごとく、ほとんど何の効力もなく
発生しては解放して終了している。

確かに長期間の拘束による「スパイ尋問」を行ったのは、この事件以前に韓国人が被害に
あっていた事案がある。子細に見れば、治安悪化による自警団活動の一環として、こうし
た事件全体の予兆はあったと言へなくはない。

しかし今回の「日本人・人質事件」は自警団レベル、地元武装勢力のレベルを超えた異様
に「高度な情報操作」、「理解に苦しむ政治闘争」を目指していたと判断せざるを得な
い。それは急迫したファルージャ状勢などと言う卑近なものではなく、はるかそれ以後に
起こるイラン統治を巡っての基本戦略が舞台裏で闘われていたことを意味している。

情報組織をもたない彼らは、「尋問による心証」や「暴行による自白」からしか「スパイ
容疑」を検証できないのである。しかし彼らは取り調べによる「スパイ容疑」の検証より
も、それに先立つ「自作自演」を疑わせる「偽装的脅迫行為の映像」、つまり日本政府へ
のメッセージ「ノー・コイズミ」を収めた「ビデオ映像の作成」を、この犯行の最優先事
項として押し進めていたことが明かとなっている。


228 :朝まで名無しさん :04/04/30 11:22 ID:6LSyz5iR

イスラム社会では武器を持たない民間人の誘拐、および女性を監禁脅迫する行為を映像に
流して賛同を得られる公算はきわめて少ない。これら一連の現象を、追いつめられた地元
武装勢力の暴発行為として見切るなら、彼らが法学協会の呼びかけ(宗教法令)に従った
理由が分からなくなる。事件が解決した今、誘拐行為と宗教法令への服従と言う、この古
典的支配関係こそが事件の最重要テーマであったかのような錯覚させ受ける。

どれだけ単純に考えても、犯行グループの中に2つの指向性をもった異質な勢力による合
作と言う推定なくしては、「犯行声明」の奇怪さと「解放声明」が出てからの更に実際の
人質解放へと至る、紆余曲折のプロセスを理解することはできない。

証言されているような民衆レベルの武装集団が、その反米活動を政治的・宗教的に権威付
けるには明かなマイナス行為としか思われない行動を何故とったのか。この事件の解決方
法は当初からどこにあったのか。「犯行声明」が主張した「自衛隊撤退」への断固とした
決意は、その野蛮な脅迫行為とともに「宗教法令」の下に収束し、彼らの組織を上げての
捨て身の要求は何故達成されることもなく、幕を閉じてしまったのか。

「解放声明」に述べられた日本社会での「自衛隊撤退」行動への評価と、人質そのものへ
の親イラク的評価、そして裏取引としての「身代金解決」だけでは事件全体がもたらした
日本社会への衝撃度を決して説明することはできないだろう。この事件の本質は、どう考
えても国論を二分していた「自衛隊派兵」に対する今後の道筋を決定づけるための政治的
プロパガンダの側面が余りにも強烈だからである。

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