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(回答先: スペイン、イラク問題で仏独との協力姿勢示す(Asahi.Com) 投稿者 ああ、やっぱり 日時 2004 年 4 月 30 日 02:29:11)
スペイン:
新首相がシラク仏大統領と会談 くら替え鮮明に
【パリ福島良典】シラク仏大統領とスペインのサパテロ首相は29日夜、パリの仏大統領府で会談し、イラク再建など世界平和の構築に向けたフランス、スペイン、ドイツの3カ国協力の推進を確認した。これまで米英と連携してきたスペインが3月総選挙による政権交代を経て、イラク戦争に反対した仏独陣営へのくら替えを鮮明にした形だ。
サパテロ首相は就任直後にスペイン軍部隊のイラク撤退を実施、アスナール前首相の対米追従路線とは一線を画している。会談後、サパテロ首相は「イラクの安定と平和実現のため国連安保理で外交努力を傾ける」と表明、シラク大統領は仏独が「スペインと手を携えていく」と強調した。
会談に先立ち、シラク大統領は29日昼の記者会見で、イラク再建で国連の役割が形式的なものにとどまる事態に懸念を表明。米英占領当局からイラク側への主権移譲が「迅速、実質的、完全かつ目に見える形で」実施され、移譲期限の6月30日が占領に終止符を打つ「真の分岐点」になる必要性を指摘した。
イラク主権移譲プロセスでブラヒミ国連事務総長特別顧問は5月末までに暫定政権を樹立、7月中にイラク各派による国民大会議を開催する構想を提案したが、米政府高官は暫定政権の権限が限定されるとの見方を示している。これに対してシラク大統領は米国による占領体制残存の動きをけん制している。
毎日新聞 2004年4月30日 10時19分