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「ベルリン・パリ・マドリッド枢軸結成へ」「ダマスカス爆破の裏にアルカイダ?」その他(エル・パイス)
4月29日付エル・パイス紙(電子版)からです。
●『シュレーダー、サパテロに、パリ・ベルリン枢軸に加えることを約束』
ドイツ首相ゲルハルド・シュレーダーは昨日、ホセ・ルイス・サパテロの、スペインがヨーロッパ建設の中心に復帰するという政治信念に呼応して、スペインをフランスとドイツが作るEUの枢軸に加える約束をした。シュレーダーは、1例として、「環境が整えば」パリとベルリンは、ロンドンと同様に、マドリッドを加えて会議を開くだろう、と言った。首相(サパテロ)は、独仏両国がEUの牽引車として果たしている役割に対して、賞賛と同意を惜しまなかった。
http://www.elpais.es/articuloCompleto.html?xref=20040429elpepinac_2&type=Tes&anchor=elpepiesp
サパテロは先に、欧州憲法成立へ向けての協力をすることを表明しているのですが、スペイン社会労働者党政権の誕生が、ヨーロッパ圏の一体化に向けて、非常に大きなきっかけになっているようです。ベルリンといえば、現在「アンチ・セミティズム」問題に関する国際会議が開かれています。エル・パイス紙にも載っていましたが、阿修羅で既報ですのでそちらに譲ります。
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http://www.asyura2.com/0403/bd35/msg/324.html
投稿者 ひろ 日時 2004 年 4 月 28 日 21:03:43:YfXbGWRKtGRPI
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またスペインの経済紙エクスパンシオンによりますと、ジョージ・ソロスがスペインの産業に投資を開始する、ということです。残念ながらこの新聞(電子版)は会員制で見出しを見ただけで、どの部門に、かは分かりません。新聞屋で買って読んでみるつもりですが、それにしても、ソロスはアスナール政権の時にはスペイン企業には全く手を出さなかったのですが、社労党政権ができた途端に反応を示しているのは、非常に興味深いことです。
こういった様々な動きが何かの関連を持って進んでいるように見えてしょうがないのですが。
●『ダマスカスでの襲撃の裏にアルカイダ?』
ダマスカス(シリア)は昨日、メゼーフ地区のテロリスト・コマンド」による襲撃、という衝撃の夜を過ごした。爆弾が仕掛けられ2名を死亡させた銃撃があったのだ。コマンドのうち2名は射殺され他は逮捕された。国家首脳は沈黙し犯行声明が無いにも関わらず、評論家の多くは、この襲撃の裏にはアルカイダがいる、と確信している。
http://www.elpais.es/articuloCompleto.html?xref=20040429elpepiint_12&type=Tes&anchor=elpepiint
この事件も阿修羅で既報です。
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http://www.asyura2.com/0403/war53/msg/1343.html
投稿者 FakeTerrorWatcher 日時 2004 年 4 月 28 日 14:51:59:ctKRGOvG/DIEQ
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それにしても「評論家」という連中は、どこの国でも同様でしょうが、どこかの広報係なんでしょうな。またしても「或ル怪ダ」ですか・・・。口が裂けても「イス・・・」とは言えないのでしょう。でもまあ、結局は一緒のことか。
●『イタリアの人質家族、本日バチカンの前でデモ』
イラクで誘拐された3名のイタリア人の人質の家族が、本日ローマでデモを行う。一般的な形で、平和の旗の元で戦争の終結を求めて行進する予定だ。家族たちはこれが、5日以内にローマでイタリア軍の撤退を求めベルルスコーニの外交政策への対決を示すデモを行えば人質を解放する、と伝えた誘拐者たちの要求を満たすのではないか、と期待している。デモはバチカンの前で終わる予定だが、バチカンは今のところ何の公式見解も出していない。
http://www.elpais.es/articuloCompleto.html?xref=20040429elpepiint_4&type=Tes&anchor=elpepiint
この件に関してはすでに多くの報道がなされていますが、デモには人質家族のほか、一般の平和団体、反戦団体が参加する予定です。イタリアの野党各派は「テロリストの要求で動く」というイメージを懸念してデモへの参加の意志を示していませんが、「国連が5月中にイラクで主導権を取らなければ、軍の撤退を求める」ことを決定しているようです。ベルルスコーニ所有のテレビ局(イタリアのテレビ局の80%)が、このデモに対して、どんな映像を流しどんなコメントをつけるか、が見ものでしょう。人質家族にとってみれば必死でしょうが。