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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040513-00000178-mai-int
【バグダッド杉尾直哉】イスラム教シーア派の対米強硬派指導者、ムクタダ・サドル師は12日、イラク中部ナジャフのイスラム寺院で記者会見し、聖地カルバラへの米軍の攻撃に反撃を続ける一方で、米軍が求めている民兵組織マフディ軍の解体について、シーア派指導部が解散を求めるファトワ(宗教令)を出した場合、それに従うとの意向を示した。
サドル師の記者会見は、4月初めに同師支持者と米軍の衝突が始まって以来初めて。米軍は、穏健派の指導者殺害を指示した容疑でサドル師を拘束すると表明して攻勢を強めている。ロイター通信などによると、シーア派指導者らは11日、マフディ軍の兵士をイラク軍に参加させる条件で、米軍の各地からの撤退を求める方針で一致しているという。
サドル師は会見で米軍によるイラク人虐待にも言及し、「サダム(フセイン大統領)を排除するために来た者のすることだろうか」と非難した。
AP通信によると、カルバラで12日、マフディ軍と米軍の戦闘があり、マフディ軍の20〜25人が死亡、米軍側7人が負傷した。米軍の戦車と戦闘機による攻撃でサドル師派が拠点としていたモスク(イスラム教礼拝所)が半壊、ホテル7棟が炎上した。ナジャフでも11日夜から12日朝にかけて戦闘が行われ、マフディ軍1人が死亡した。(毎日新聞)
[5月13日1時45分更新]