現在地 HOME > 掲示板 > 戦争54 > 1364.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
http://www.asahi.com/politics/update/0512/010.html
石破防衛庁長官は12日の衆院有事法制特別委員会で、ミサイル防衛(MD)の一環として、上昇中の弾道ミサイルを航空機からのレーザー照射で破壊する航空機搭載レーザーについて、日本として導入の検討や米国との共同研究の可能性を探る必要があるとの考えを示した。日本を攻撃したかどうか判別できない上昇段階での迎撃は、集団的自衛権の行使に抵触する恐れがある。相手の発射基地近くまで航空機を飛ばす必要もあるため、専守防衛の観点からも議論を呼びそうだ。
民主党の末松義規氏の質問に答えた。石破長官は上昇段階での迎撃について(1)ミサイルの速度が遅い(2)赤外線を出すので探知しやすい(3)分離されていないので発見しやすい――との利点を指摘。「具体的な構想があるわけではない」としつつも、「我々として検討してみる、あるいは米国と一緒に共同研究してみる。(これらを)抑止力の観点からも議論する価値があるのではないか」と述べた。
政府は昨年末、ミサイル飛来の中間段階ではイージス艦搭載のSM3で、着弾直前段階では地上配備誘導弾のPAC3で迎撃する2段階のMDシステムの配備を決定している。上昇段階での迎撃システムについては米軍が開発している。
〈航空機搭載レーザー(ABL)〉 米空軍が弾道ミサイル対処などを念頭に開発している航空機搭載型のレーザー兵器。相手の弾道ミサイル発射基地近くまで航空機を飛ばし、強力なレーザーを照射して、発射直後で上昇中のミサイルを破壊するシステム。米国は04年から05年にかけて初期配備を検討していたが、開発が遅れ、延期される見通しだ。
(05/12 20:41)
[コメント]
ABLとあるのはAirborne Laserの略で、以下のようなものです。
http://www.boeing.com/defense-space/military/abl/flash.html