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分かりやすいスライド
http://www.guardian.co.uk/flash/0,5860,1191857,00.html
★U.S. Soldiers Fight Cleric's Militia
アメリカ軍兵士が聖職者の民兵と戦闘
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AP通信 5月12日 by QASSID JABAR(AP通信記者)
http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/ap/20040512/ap_on_re_mi_ea/iraq_sadr&cid=540&ncid=1478
カルバラ発/戦車とヘリコプターに支援されたアメリカ兵が、12日
水曜日、聖都カルバラのモスク近くで、ラディカルな聖職者ムクタダ・
サドルを支持する民兵と戦闘になった。イラク人リーダーがサドル師と
アメリカ指揮下の合同軍との膠着状態に終止符を打つ提案に合意し
たあとだった。
アメリカ軍とサドル師の支持者はイラク南部の二つの都市ナジャフと
クーファ郊外でも戦闘をおこなった。
住民は大きな爆発音を聞いた。ナジャフにあるアル=フラト(ユーフラ
テス)病院の関係者は、イラク人1人が死亡、9人が負傷した、そのほ
とんどが一般市民だと話した。バグダッドにいる合同軍高官は匿名を
条件にして、アメリカ軍はカルバラの戦闘で20ないし25人の「敵」側
戦士を殺し、合同軍の兵士に負傷者が出たと話した。そのうち4人は
軍務に復帰したという。
カルバラの戦闘の多くはムハイヤム・モスクの近くで発生した。そこ
はサドル師の民兵マフディ軍が基地としているところで、世界でも最高
のシーア派聖地イマム・フセイン廟から1マイルも離れていない。
目撃者は、米兵がまずモスクに入ろうとし、その後、その周囲のビ
ルに陣地を移していたサドル師の支持者とのあいだに激しい銃撃戦
が発生したと語った。戦闘は市内のイスカン地区とジャミヤ地区で数
時間続いた。
フォックス・ニュースで放映された場面は、米軍第1装甲師団に同行
する記者からで、燃えている建物と壁を押し倒そうとしている米軍車
両を映した。
カルバラの病院関係者は犠牲者を誰も受け入れなかったと語った
が、サドル師の民兵はアメリカ軍に拘束されるのを恐れて、しばしば
負傷した戦士を病院に連れていないこともある。
火曜日(11日)にはナジャフのイラク人リーダーが、もし合同軍がサ
ドル師に対する法的措置(逮捕:訳注)を延期し、聖都をパトロールす
るイラク人部隊を設立するなら、サドル師は米軍との膠着状態を終わ
らせるだろうと話した。
しかしながら、合意は、米軍が聖都とクーファから撤退し、サドル師
の民兵が武器を収めるかどうかにかかっている、とリーダーが語っ
た。サドル師は同様の提案を今月初めにおこなっていた。
このシーア派の聖都にある最も著名な寺院で会合が開かれ、サドル
師の側近を含めて、約40人のイラク人政治指導者と部族のリーダー
がその提案に合意したのだった。
イラク人に主権を戻す最終期限である6月30日にむけて、アメリカ
が治安を改善しようとしているときに衝突が起こった。
火曜日には、アメリカが新しく任命したナジャフの知事が、もしサドル
師が民兵を解散するなら、サドル師への殺人容疑は先送りすると提
案した。アメリカ当局がサドル師への逮捕状を発表して以後、サドル
師は先月からナジャフに立てこもっている。
上級部族の指導者であるマンスール・アル=アッサディは、イラク人
グループ同士の緊張の高まりを鎮めるために、提案はすべての武装
グループにナジャフから撤退することを求めたと話した。交換条件とし
て、サドル師への殺人容疑は恒久憲法が来年採用されるまで先延ば
しにされ、イスラム法廷で審理される。
その会合に出席したサドル師の側近カイサル・ハザディは、合意案
は正式に提案される前に、承認にむけてナジャフのシーア派宗教指
導者に提示されるだろうと話した。
ナジャフのズルフィ知事は、サドル師への法的措置を6月30日の主
権移譲後まで遅らせるよう、アメリカの指揮する行政当局に要請して
いると話した。しかし、民兵は解散し武装解除され、地元警察が州の
治安を管轄するだろうとAP通信に語った。
ナジャフ地域の米軍を指揮するデンプシー少将は、宗教、政治、部
族の指導者に要請し、衝突の政治的な解決策をさぐりたいと述べた。